長い年月の中で石化した道具剣、上にあった装飾はまだ綺麗に残っている。時間の風による祝福の力がある。
概要
オープンワールドRPG『原神』に初期から実装されている☆4片手剣。時期を問わず、全ての祈願で入手する事が可能。
武器ストーリーにて時の神と、かつてグンヒルド一族が所有していた事が言及されている。
性能
メインステータス | 基礎攻撃力454(最大強化Lv.90時) |
---|---|
サブステータス | 元素チャージ効率61.3%(最大強化Lv.90時) |
武器効果「落ち着き」 | 精錬1(無凸) 元素スキルが敵にダメージを与えた時、40%の確率で該当スキルのクールタイムをリセットする。30秒毎に1回のみ発動可能。
|
基礎攻撃力が低いかわりにサブステータスが高めのサブステータス偏重タイプの武器。メインアタッカーよりはサブアタッカー、サポーター向けの武器。
特筆すべきは確率で元素スキルのクールタイムをリセットする祭礼シリーズ固有の武器効果「落ち着き」。これによってスキルの二連打や、高い元素チャージ効率と合わせて必要エネルギー量が多いキャラでも安定して元素爆発を回すことが可能である。また、そのユニークな性能故に一部のキャラは使用感が大きく変化する。
注意点は発動の条件がスキルでダメージを与えた時であること。そのため、スキルを外したり、シールドで防がれるなどで、敵にダメージを与えられなかった場合は効果を発動できない。
(装備キャラが控えに居る場合でも発動しない)
精錬ランクを上げると武器効果の発動確率上昇とクールタイムが短縮される。「落ち着き」は本武器の要とも言えるためできるだけ凸を進めたいところ。ただし、適正キャラも多く、旅人たちからは「何本あっても足りない」と評判である。
相性の良いキャラの例
性能が素直に向上するキャラ
行秋
高頻度の追撃、中断耐性アップなど非常に多機能な元素爆発を持つ優秀なサポーター兼サブアタッカー。
高い元素チャージ効率とクールタイムリセットによって「爆発に必要なエネルギーが80と重い上にスキルのクールタイムが21秒と長い」弱点をカバーできる。
基礎攻撃力の低さは気になるが、元素チャージ効率をもとに爆発の威力を上げられる聖遺物「絶縁の旗印」によって火力を確保できるので安心して装備しよう。
また、行秋のスキルは2ヒットで武器効果を起動しやすい上に、倍率が高めに設定されているため、爆発を回しやすくする以外にも、「この性能のスキルを二連打できるのは破格」との声もある。
旅人(草)
範囲と持続に優れた元素爆発を持つ草パーティーの定番サポーター兼サブアタッカー。
スキルのクールタイムは8秒とそこまで長くないもののサポート性能のほとんど(元素熟知やダメバフの配布)が爆発時に集中しているため、爆発を回すことがとにかく大事であり、本武器の高い元素チャージ効率とクールタイムリセットの恩恵が大きい。
1凸でスキル命中時にエネルギーを回復できるようになるため、スキル二連打でチャージ性能を伸ばせる。
オマケとしてスキルは後隙が少なく、二連打を素早く行える。そのため、爆発後にスキルを打つ時間を短くでき、スムーズに次のキャラに交代する事ができる。
ステータスが噛み合っているわけではないが使い勝手が良くなるキャラ
七七
スキル、爆発、通常攻撃などあらゆる行動が回復につながる殴れるヒーラー。
スキルの効果時間が15秒と長いもののクールタイムも30秒ととんでもなく長く、暇な時間が長くなりがちだが、精錬5の本武器を持たせるとスキルを永遠にループさせることが実質的に可能になる。回復量をもとに範囲ダメージを与える聖遺物「海染硨磲」の効果もフルに活かせるので一緒に装備しよう。
ただし、七七は爆発が重く、スキルは元素粒子を生むことができないため元素チャージ効率は腐りがち。
アルハイゼン
琢光鏡の管理は難しいが、非常に高い火力と手数を誇るアタッカー。
会心や元素熟知は一切盛れないので火力は落ち、聖遺物のハードルが高くなるが、18秒と長いクールタイムをリセットすることによって琢光鏡3枚の維持がしやすくなる。
通常 爆発→追撃2回→スキル→追撃1~2→重撃→追撃
祭礼 爆発→追撃2回→スキル→追撃1~2→スキル→追撃→重撃→追撃
1凸すると追撃のヒットごとにクールタイムが短縮されるようになるため、継戦能力を更に伸ばすことができる。超開花パーティーの付着係としてや、「アルハイゼンを使ってみたいけど、難しそう」と考えている旅人にオススメしたい。
使用感が変化するキャラ
ニィロウ
目的に合わせて二種類のステップを使い分け、特殊な開花反応で多人数戦にとにかく強いサポーター兼サブアタッカー。
クールタイムリセットによって二種類のステップの効果を同時に発動することができる。そのため、「旋舞のステップ」で開花サポートをしつつ、「剣舞のステップ」で水月を連発して火力を出すという戦い方ができるようになる。ステップを発動する過程で、必ず三回攻撃するため、武器効果を発動しやすい点も好相性。
ニィロウの天賦のほとんどは、HPを参照するため本武器の低い攻撃力のせいで火力が落ちるということはないのでご安心を(そもそもHPを盛れる片手剣が少ないというのもあるが)。
ストーリー
東に海を一望できる崖で、古の住民は時と風の神を一緒に祭った。
「風が物語の種をもたらし、時間がそれを芽生えさせる」という思想が、度々両者を混同させた。
この剣は護りの力と勇気を語るもの。
もともと刃がついていない道具用の剣だったが、風の中で真剣のように鋭くなっていった。
かつては穏やかなグンヒルド一族が所持していた。
祭祀では、彼らは守護者を演じる。
時の風への祭祀は三つの幕に分けられている。
終幕の内容は、守護者が命と自由を護る物語である。
祭祀の慣習と歴史は失われたが、
グンヒルド一族は守護者を続けている。
余談
- 祭礼シリーズ
祭礼シリーズは長柄武器を除き(なぜ長柄が欠員なのかは旧貴族猟槍や西風長槍のストーリーを見ると分かる)、すべての武器種で実装されている。武器効果は共通しているが、サブステータスやステータスの配分が異なる。
基礎攻撃力 | 454 | 565 |
---|---|---|
元素チャージ効率(61.3%/30.6%) | 祭礼の剣 | 祭礼の大剣、祭礼の弓 |
元素熟知(221) | 祭礼の断片 |
- 「時の神」について
ストーリーにある「時の神」の詳細は現状不明だが稲妻、淵下の宮にて時間を司る執政「イスタロト」の名前が明らかになった。同一人物かは定かではないが、同一人物だった場合、なぜ祀られていたモンドで忘れ去られた神の名前が遠く離れた稲妻や淵下の宮に残されていたのかという謎が残る。ストーリーでの更なる言及を待ちたい。
(時の神に関わる武器らしく武器効果が発動するとキャラの頭上に時計を模したオレンジ色のマークが付く)