神恭一郎
じんきょういちろう
和田慎二の漫画に登場するキャラクター。
概要
和田が採用していたスターシステムの筆頭キャラであり、1973年に短編「愛と死の砂時計」でデビュー。
長髪男子キャラの先駆けであり、当時は珍しいデザインだったため、和田自身楽しんで描いていたと語っている。
……が、あまりに人気が出過ぎたあげく、後続のフォロワー漫画家(後輩たち)が長髪男子を雨後の筍のごとく量産したものだから和田としては面白くなくなってしまい、あげく「いつか正反対のキャラを描いて人気者にしてやる 」と公言するようになった。
神の正反対といえば「ナンパ&お調子者&純真バカ(無能な働き者)、そしてハゲ」であり、こうして登場したのが『スケバン刑事』の「憎めぬサキの弟分」野分三平だったりする。
「私立探偵」という職業から、ミステリー、サスペンス作品に多数登場している。
最も長期にわたってメインキャラとして登場したのが「スケバン刑事」だが、作中で死亡したうえ、作者の和田自身も故人となったため、実質これが最後の出演作となった。