概要
別名を「正覚坊(しょうがくぼう)」とも言う。
甲羅の長さ1メートルほどになる大型のカメ。名前は体脂肪が緑色である事による。これは餌(主に海草を主食にする)の色素が体組織を染める為。
インド洋、大西洋)、太平洋に棲息し、イエメン・インドネシア・オーストラリア北西部・オマーン・ソマリア・コスタリカ・日本(小笠原諸島や南西諸島)の砂浜で産卵する。
肉は食用とされ、甲は鼈甲(べっこう)の代用とする。その為各地で乱獲されて個体数が激減し、世界各地で保護対策がとられている。
クロウミガメは、アオウミガメと同種とされていたが、近年の研究で別種とする説も出てきている。