「小僧、教えてやる」
「そこにいるのは、十の悪逆を犯せし者…」
「…仙舟を裏切り、大乱を起こし、永世に追放された咎人」
「持明の龍尊、『飲月君』だ」
プロフィール
概要
羅浮の龍尊、蒼龍の伝承を受け継ぐ。
雲は行き、雨を施す。
不死の建木を見守る責任を担う、尊号「飲月君」。
持明族における龍の資質を持つ尊長「龍尊」にあたる人物で、前世名は「丹楓」。
——『仙舟通鑑・五龍遠徒』
能力と戦術
風属性の単体アタッカーであった丹恒と違い、こちらは虚数属性の範囲アタッカー。
丹恒の武器である槍はほとんど使わなくなっている。
特筆すべきは通常攻撃。戦闘スキルで通常攻撃の強化を行え(最大3回)、強化回数に応じて通常攻撃が変化する。
特に3段目「躍動せし耀鱗」は必殺技の倍率を超えており、更にEP回復量と靭性削り値も高めに設定されている、と破格の性能になっている。
欠点はSP効率の悪さ。強化通常攻撃は強化回数によってSP消費が増え、上述の「躍動せし耀鱗」はなんと3SPも消費する。
幸い、必殺技使用時にSPの代わりとして消費できる「逆鱗」を手に入れることが可能なため、停雲などで必殺技の回転率を上げればSP消費量を抑えられる。チーム全員で飲月のサポートを行おう。
関連ビデオ
キャラクターソング
短編アニメ映画
丹楓の予告編
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ここから先ネタバレ注意
持明族は仙舟・羅浮の長命種の中でも特異な存在であり、「豊穣」と契約した長命種・天人と異なり、「不屈」の星神『龍』を祖とした種族である。肉体寿命は平均600歳であるが、建木の在る波月古海で真珠のような卵の姿へと還り、輪廻転生「脱鱗の儀」をする事で致命傷すら完治し、さらに生まれ変わる事で永遠の寿命を持つ。その際に記憶も消失し、前世体が書物などの形で記録する事で前世の記憶も受け継がれる。特に『龍』の力を色濃く受け継いだ者は【龍尊】と呼ばれ、仙舟・羅浮の指導者として永い間、民衆を導いてきた。
こうして持明族は「龍尊」の指導の元で仙舟・羅浮の政(まつりごと)を執り行ってきたが、数百年前、飲月君「丹楓」が波月古海に在る持明族の都「鱗淵境」に在る建木が「豊穣」の策略で汚染され、仙舟・羅浮を守るために丹楓は丹鼎司にも伝えず独断で鱗淵境を海底に沈めて封印。この都ごと海底に封印した出来事に丹鼎司は混乱を極めたばかりか、脱鱗の儀を行えなくなった持明族は輪廻転生ができなくなり、のちに持明族から『飲月君の乱』と唾棄される。
首謀者である丹楓は大罪人として仙舟同盟全艦の永久追放を言い渡され、丹楓は無限に広い宇宙を流浪する事となった。