二葉亭四迷(文豪とアルケミスト)
ふたばていしめい
「ふむ、俺のロシアに関しての研究と比べるとまだまだだな」
概要
『文豪とアルケミスト』にて、文豪・二葉亭四迷がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。
2017年11月22日から11月29日まで開催された『有魂書研究・二葉亭四迷を転生させよ』において先行実装された。
大型アップデート後は、召装または有装書で衣装を引き当てるか、たの段-2「平凡」をクリアすることで図書館に迎え入れることが可能になっている。
公式人物紹介
坪内逍遥と共に近代文学を切り開いた文豪。
完璧主義で何事にも妥協できないらしく、
文学についても一男児のやることなのかと悩んでいる。
時差ボケ気味で思うように体が動かないことも、
彼のイライラに拍車をかけているようだ。
感情が昂ぶるとロシア語が口をつく。
(「文豪とアルケミスト」ゲーム内人物図鑑より引用)
ゲーム内でのキャラクター像
現在基準でもかなりの高身長だったことを反映し、転生後も背の高い偉丈夫の姿。
その恵まれた体格や色素の薄さは、彼の憧れたロシアはスラブ民族の特徴が見受けられる。
最期に起因するものか、時差ボケもとい慢性の不眠症。
徳永直からは「おっちゃん、はよ起きるばい」と言われている。本を枕にして寝ることもしばしば。
低血圧っぽい喋り方や、威圧感から決して人当りが良いわけではないが、礼儀正しい青年。
武器はダガーナイフで、二刀流で扱っている。左右両方とも順手ではなく、逆手持ちにしているのがポイント。
順手と違い、可動域こそ狭いものの、より力を込めた攻撃が叶うスタイルである。割と好戦的な性格なのかもしれない。
交友関係
師と仰ぐ坪内逍遥をいたく尊敬しており、可愛らしい羊モチーフのマフラーを贈るなどして、今世も暖かい交流がある。
夏目漱石からは「明るくなった」と好印象を頂かれている。
またプロレタリアの徳永直を「直君」と呼び、社会の為に尽力した彼を誇らしく思っている。
一方、坪内を貶める発言をした山田美妙のことは嫌っており、友情を望まれているが、常に態度がそっけない。
余談
『二葉亭四迷』の名の由来
彼の本名は、二葉亭四迷ではなく、長谷川辰之助。二葉亭四迷の名前の由来は、(史実)坪内雄蔵(坪内逍遥の本名)の名を借りて出版した処女作『浮雲』を卑下して自分を『くたばって仕舞(め)え』と罵ったことから。『くたばって仕舞え』もじってつけたもの。
新潮社での「其面影」草稿発見とイベント開催経緯
新潮社において『其面影』の草稿が発見され、それに連動するような形として有魂書研究イベントが開始された。
関連ページ
二葉亭四迷:史実はこちら、と言いたいところだがこちらの方のタグでも文アルの同名人物が占めているため、マイナス検索の兼ね合い上、こちらのタグは非推奨。