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竜送りのイサギ

りゅうおくりのいさぎ

小学館のWEB漫画サイト「サンデーうぇぶり」にて連載中の漫画作品。作者は星野真。

概要

アニメ化の実績がある「ノケモノたちの夜」原作の漫画家・星野真による漫画作品。小学館WEB漫画サイト「サンデーうぇぶり」にて、2023年9月3日より連載を開始した。

歴史好きの星野真先生が、「日本神話」をモチーフに世界観や登場人物の名前に取り入れた新作。竜が住んでいる平安時代"風"の異世界を舞台に、少年の竜殺しの旅路を描いた作品である。

あらすじ

ここは、竜が棲む世界の流刑地・陵獄島。人はおろか、この世界ではごく普通にいる竜ですら近寄ろうとしない。

斬った相手の記憶が垣間見える首打人の少年・イサギは、ある日死罪となった将軍・タツナミと出会い、首打人に指名された。タツナミの処刑当日、イサギが自身の特殊能力「サトリ」で見たタツナミの記憶は「彼が大きな竜を斬り殺した」という事実であった……

主な登場キャラクター

  • 櫛灘イサギ

主人公の少年。罪人の子として生まれ、首打人(=首切りの役人、死刑執行人)として陵獄島で暮らしていた。斬首の腕前は抜群で、人を斬る際に(僅かながら)斬られる人間の記憶を見ることが出来る特殊能力「サトリ」を持っている。

  • 須佐タツナミ

京では「稀代の名将」として知られていた将軍。

罪を得て死罪が言い渡され、イサギを首打人に指名し第1話で斬首刑を受けたが、表向きは病死とされた。手錠を引きちぎるほどの怪力を持ち、死ぬまでの数日間イサギに剣術を教えた。

左耳に付けていた耳飾りはイサギに託された。

  • 須佐チエナミ

タツナミの息子で三男坊。イサギの「サトリ」の噂を聞きつけており、「父はどうやって竜を殺したか」をイサギに聞き出して、滞在先の陵獄島からイサギと一緒に竜を探しに向かう。

タツナミの顔の傷はチエナミが付けたもの。

余談

なんでや!中日関係ないやろ!

WEB掲載が始まって数日後、

  • 作品紹介ページの「稀代の名将・タツナミ」の文字
  • 第1話のイサギのセリフ「タツナミの奴、なんで竜を殺したんだ?」の1コマ
  • 作者の名字が星野

…これらの要素がNPBのプロ野球チーム「中日ドラゴンズ」を連想させるとして話題に。

しかも連載開始当時、中日ドラゴンズは5位や最下位が定位置の暗黒時代で、立浪和義監督が「与田剛監督時代と比較してチームをさらに低迷に追い込んだ」環境で「戦う顔」「令和の米騒動」などネタだらけであったため、「タツナミの奴、なんで竜を殺したんだ?」というセリフが、立浪監督が采配ミスをした際にネット上でこぞって使用される事態になったほか、

  • 「竜送り」=「中日へのトレード
  • 「首打人」=「首位打者
  • 「イサギ」は漢字表記で「勇希」と書かせる
  • 作品の通称が「竜殺しのタツナミ」

…という大喜利も発生。

星野真先生は野球に関しては疎いため、中日暗黒時代と重なって生まれた偶然の産物と言えるが、当の先生の反応はこの通りで、とばっちりもいい所だ……

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