ゲマトリア(ブルーアーカイブ)
げまとりあ
概要
ブルーアーカイブのメインストーリーVol.1「対策委員会編」、Vol.3「エデン条約編」などに登場する、ストーリーにおける黒幕的存在。
メインストーリーVol.1「対策委員会編」、Vol.3「エデン条約編」などに登場する、ストーリーにおける黒幕的存在。
黒服によると、遥か昔、キヴォトスには神を再現するためにAI開発を行う研究機関が存在しており、その研究に対して援助活動を行っていた組織が『ゲマトリア』を名乗っていた。しかし、計画が頓挫し組織が解散した後に、黒服達がその名前だけを拝借して使っているという。そのため、過去にキヴォトスで活動していたゲマトリアと、主人公である先生と対峙している現ゲマトリアは別物である。
メンバーは4人(厳密には5人)。目標や探求方法など、各々の考え方は異なっているが、どうやら『色彩』と呼ばれる謎の存在に対抗するために、キヴォトスの世界で神秘を手に入れ、解明しようと暗躍している。神秘の探求・研究のためならば、あらゆるものを利用する。
メインストーリーFinal.「あまねく奇跡の始発点編」にて「色彩」の襲撃を受け、メンバーは負傷。今まで入手した様々な武器や秘儀などを奪われて一時的に組織を解散することになる。
このため、過去にキヴォトスで活動していたゲマトリアと、主人公である先生と対峙している現ゲマトリアは本人たちの言葉を信じるならば特に関係の無い別物である。
当記事では特別の註記が無い限り後者(現在のゲマトリア)について解説する。
主要人物
ゲマトリアと関連する者達
デカグラマトン
人の手で新たな神を再現するという理念のもと、とある研究機関によって作られた超人工知能。
長い年月を経て、神の存在の証明に至る。
自らを「音にならない聖なる十の言葉」と称し、自身の信奉者となるセフィラから採られた10人の預言者と接触し、パスを拓いた。
この人工知能らは機械でありながら、キヴォトスにおける生徒たちと同じように頭上に光輪があるが……
黒服は各預言者のパスの確保を目的としている模様。
現時点で確認されているのはケテル、ビナー、ケセド、ホド、マルクトの系5体。このうちビナー、ケセド、ホドは総力戦ボスとして登場し、ケテルも特殊作戦にてボス級エネミーとして出現しているが、マルクトのみ詳細は不明。
ミメシス
複製を意味する言葉であり、マエストロからは「根源の感情のレプリカ」と呼ばれる。
メインストーリーにおいてはこのミメシスの力で観測した“神秘”の裏側である“恐怖”を生きている生徒に適用できるかを実験するつもりだったことが黒服により語られている。
シロ&クロ
スランピアに廃棄されたドール達に、人々の「幸せ」や「歓喜」といった感情の残滓が宿った結果生まれた。
総力戦のボスとして登場しており、各種スキル名を見る限り二人ともハイテンション気味の性格らしい。
聖徒の交わり(Communio sanctorum)
複製(ミメシス)で完成された存在達で制作にはマエストロが関わっている模様。現状では3期が確認されている。元々ゲマトリアは「崇高」の顕現を目指していたものの、「崇高」の持つ「神秘」と「恐怖」という二面性のうち、「恐怖」にしか近づくことが出来ず、その「恐怖」も複製に過ぎなかったという結果に陥ってしまった。
そのため別のアプローチが行われた結果、「崇高」とは異なる古の教義を利用して別の角度から「崇高」に近づこうとすることになった。結果、受肉は成功し「聖徒の交わり」が顕現した模様。
ヒエロニムス
マエストロ曰く、「聖徒の交わり」を率いる受肉せし教義。
トリニティの地下に封印されていた太古の教義の神秘からマエストロが作り出した人工の天使で、最初の成功例。
総力戦ボスの一体だが、現状では唯一メインストーリーにも登場しており、更にメインストーリーでは珍しく固定パーティーではなく手持ちのユニットを編成する戦闘となっている。ちなみにメインストーリーにおいて手持ちユニットでの戦闘はコイツが初登場するエデン条約編3-24「誰の憎しみ」が最初であり、始めたての先生はレベルが推奨値である50辺りになるまでこの先を読むことができない。
また、この時登場したものは不完全なものとの事で、実際総力戦の時と比べると攻撃がかなり手ぬるい。
アンブロジウス
一応「聖徒の交わり」ではあるのだが、マエストロ曰く失敗作の模様。
しかしそれでも並大抵のミメシスを凌駕する力を持っており、メインストーリーだけでなくイベント、通常任務等複数の任務においてボスユニットとして度々先生達に立ち塞がる。
止め処無い奇談の図書館(The Library of Lore)
ゴルコンダから「希有なテクストを持ちうる記号」と呼ばれる、噂や都市伝説といった本来無意味な話題が自ら「崇高」の境地へと至り具現化した存在。
曰く、「神秘」も「恐怖」も無いままに胎動した新たな「崇高」とのこと。
ペロロジラ
「ペロロジラのぬいぐるみを輸送していた船が沈没してしまい、市場に出回ることが叶わなかった」という都市伝説が具現化した存在。
ふざけた見た目をしているが具現化した方法が方法なのでその脅威度は折り紙付きである。