概要
鹿児島県の奄美大島に伝わる人面魚で、海上に顔を出してはすぐに沈んでしまうといわれる。
なおその様子を船乗りが目撃してしまうと、必ず海が荒れるために急いで寄港しなければならなかった。
別名チュンチライュとも呼ばれ、昭和の民俗学者・恵原義盛は自著『奄美怪異談抄』において、琉球のザンと同一視した上でジュゴンのことであるとの見解を示している。
- 奄美大島は、世界で最北のジュゴンの通常分布域だった。
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