概要
黒髪で小麦色の褐色肌に、顔には「タナカ(ミャンマーの化粧品)」で塗ったフェイスペイントが特徴(褐色肌とフェイスペイントは他の隊員達にもいえるが…)。
性格は素直で人懐っこいが、少し楽観的過ぎる面もある。
戦車道が廃止された学校で、部活という形で何とか復活したばかりなため、自身含め全員が初心者で練度はかなり低く、戦車も九五式軽戦車が主体となっている(初心者揃いと戦車が貧弱という点では当初の大洗女子学園と同じであるが、大洗には非常に優秀な指揮官がいた)。
資金集めのためにタンカスロン(強襲戦車競技)を始め、アンチョビ達アンツィオ高校と組んでヤイカのボンプル高校と初試合をするが、結果は惨敗。そのせいで隊員達は自信を失って怖気づいてしまい、何人か辞めてしまう事態となり、自身も弱気になっていた。
アンチョビの提案で今度は鶴姫しずかと松風鈴のムカデさんチームと組んで、アンツィオ高校と試合することとなる。しかし、しずか達と対面した時に自信のなさから人任せな考えになっていたことでしずかを怒らせ、試合当日にしずかが勝手に負ければ竪琴チームは解散すると宣言してしまう。
しかし、追い込まれたことでアウンさん含む隊員達が奮起することとなり、しずかの作戦の元、地の利を活かした守勢防御でアンツィオ相手に善戦し、しずか達が囮となっているうちにアウンさん達がフラッグ車のアンチョビに奇襲を仕掛けるもあと一歩及ばず敗北してしまう。
これにより竪琴チームは解散となるが、最後まで奮闘したことで隊員達の団結力が高まり、それによって生まれ変わった新生・竪琴チームとして再結成をしずかから宣言される。
その後は、初勝利を目指して着々と実力を上げていき、再びボンプルと戦うも敗北するが、ヤイカからは「ボンプル以外なら勝てる」と認められる。
「大鍋(カルドロン)」では、一回戦でニーベルンゲンチーム(西住仮面チーム)の西住まほと温泉地・野沢温泉で戦い、数の有利と各地に前線観測員(フロントオブザーバー)を配置させて攻めるも、全く姿を捉えることも出来ずに完敗する。
余談
「アウンさん」のさんは敬称であり、本名は「アウン」。しかし、隊員達からは「アウンさん隊長」と呼ばれたり、本編での紹介では「アウンさん」と表示されている。
名前の由来は「ビルマ(現ミャンマー)建国の父」アウンサンと思われる。