概要
オリジナル版CV&アクター:Heather Morris
HDコレクション版CV:Amanda Winn-Lee
実写映画版アクター/日本語吹き替え:アデレイド・クレメンス/福田彩乃(劇場公開版)、坂本真綾(ソフト版)
ショートカットの染めた金髪に茶色い瞳をしたそばかすが多い女の子。17歳のフリーター。
基本の服装はオレンジのシャツに白いジャケット、緑のミニスカと両手にオレンジのリストバンド。
左手首に腕時計をつけ、脛までのブーツを履いている。
パスワードで入手できる別コスチュームはジーパンと様々な柄のタンクトップにチョーカーと装いが大きく変わる。
瞳の色が青い作品をそこそこ見るが、本来「雷神」というコスチュームでのみ目の色が変わる。
初代サイレントヒルの主人公であるハリー・メイソンと二人暮らしの父子家庭で育った。
生え際の色で分かるように本来黒髪だが、とある理由で金髪に染めている。
そして、父親からプレゼントされたペンダントを肌身離さず持っている。
特筆することのない普通の少女として暮らしていたが、ショッピングモールに買い物に行った際、ハンバーガーショップで居眠りをしてしまう。
異形の怪物が闊歩する陰鬱な遊園地でジェットコースターに轢かれるという悪夢から目覚め、父に帰りの連絡を済ませて帰宅しようとしたところで「探偵」を名乗る男性・ダグラスに呼び止められてから物語は始まる。
不審者にしか見えないダグラスを撒く事に成功するが、ふと気づけばショッピングモールに人影はなく、奇妙な形の怪物が死体を貪る場面に遭遇する。
必死の思いで撃退し、怪物だらけになったショッピングモールから脱出を目指す最中、クローディアと名乗る怪しい女性に遭遇する。
クローディアはヘザーに「思い出して 私を そして本当のあなたを」と告げ、立っていられない程の頭痛がヘザーを襲う。頭痛に呻くヘザーを置いてクローディアは立ち去り、痛みが治まり立ち上がったヘザーは呟いた。
「何がなんだかさっぱり 私に何を思い出せというの？」
武器
ナイフやハンドガン、スタンガンはともかく、鉄パイプにショットガン、マシンガン、挙句の果てには日本刀やモーニングスターも使いこなし、倒れた怪物には幾度も蹴りを加えてとどめを刺す。
銃器の取り扱いや戦闘関係全般は、全て父ハリーに徹底的に教えこまれており、「精度に関して自信があるが父には及ばない」と認識している。
正体
本名はシェリル・メイソン。
17年前、初代サイレントヒルに登場した「魔女」ことアレッサ・ギレスピーと、アレッサの分身として分かたれ、ハリー夫妻に7年間育てられたシェリル・メイソンの転生体である。
初代のラストでアレッサとシェリルの魂は一つに戻って赤子となり、ハリーに託される形でサイレントヒルを脱出。戸籍は当時7歳だったシェリルの物を引き継いでおり、彼女の年齢を加えて戸籍上では24歳となる。
前世であるアレッサに施された邪教の「神」を宿す儀式の影響で、転生した現在でも「神」の種子が残っており、それを目覚めさせる為にクローディアや教団に狙われている。
名前を含め戸籍を引き継がせた事で教団に見つかった事をハリーは後悔し、偽名やヘアカラーで正体を隠蔽、かつ護身用のスタンガンをハリーから贈られていたのは、教団からの追跡から逃れる為である。
更にハリーの実体験をベースとし、幼い頃から訓練を受けていた。暗闇での行動、多種に渡る銃器の扱い、基礎体力の面など内容は多岐にわたり、その後の活動におおいに役立つ。
本人も訓練全てがこの異常事態に対応する為だったという事実を、異界に放り込まれ初めて理解できた。
そして、最愛の父から渡されたペンダントの中には……。
ちなみにヘザーという名前はオリジナル版CV&アクターから取られたもの。
また、病院の公衆電話から祝われる年齢はデタラメなワケではなく、
21歳 → 14歳 ＋ 7歳（アレッサとシェリルとしての人生の合計）
31歳 → 17歳 ＋ 14歳（ヘザーとアレッサとしての人生の合計）
7足す 14足す 17 で 38？（シェリル、アレッサ、ヘザーそれぞれの年齢の合計）
となっており、
「初めてのお誕生日おめでとう」
とは「神」の誕生を指すと考えられる。
DeadbyDaylightコラボ
「DeadbyDaylight」4周年記念に三角頭(「DeadbyDaylight」内の名義はTHE EXECUTIONER)と一緒に参戦した。
設定としては「3」エンディング後。なので名前も偽名を使わなくなったシェリル・メイソンである。
ただし金髪が気に入ったらしく髪は染めたまま。（実際、本編EDでそのような発言がある）
ちなみに三角頭とセットで実装されたが、この二人にゲーム上での接点は存在しない。
厳密にいえば
- アレッサだった頃、彼女の家にあった三角頭の絵を見た
- 「ダウンプア」のオマケEDで一緒に登場
- 三角頭のデザイン元である「ヴァルティエル」とは接点が存在する
- 「ブックオブメモリーズ」ではヘザーを操作して三角頭と戦える
など、番外で微妙な接点は存在するものの、「2」および「3」において三角頭と遭遇する描写は存在せず、因縁もない。映画2作目に至っては、三角頭は彼女のガーディアンになっている。
そのためコアなファンからは「『サイレントヒル2』の三角頭とセットならば、ジェイムスかマリアが適切だったのでは？」という声も上がっている。
なおDbDでのフレーバーテキストを読む限り、「3」で父の身に起きた出来事を後悔し、自分のせいだと思い込んだ罪悪感により、自罰意識の権化である三角頭が呼応したと解釈できなくもない。
とはいえ参戦したのは「ヘザーの三角頭」ではなく「ジェイムスの三角頭」なのでやはり微妙にかみ合わない。
三角頭が「自罰意識の権化」なのも「正当な刑の執行人の姿（の絵画）」を見たジェイムスの記憶と結びつき、彼がそのように産んだためなので、やはりなにかズレている。
（ソレを言ったらそもそもヘザー、というかジェイムス以外の人間には「ジェイムスの三角頭」は見ることすら出来ないのだが）
また、前述や後述の通りサバイバーの中で一番と言っていい戦闘能力を持っており、(誕生に失敗した不完全な)「神」すらも殺した事がある。
そのため彼女のパークでエンティティを利用できるのは「エンティティが殺されないためご機嫌取りしているのでは?」「いやむしろキラーが吊られるのでは」など、キラー側を心配するコメントもチラホラ。
なお、エンティティは別にキラーの味方というわけでは無く自身の目的である「感情を集める」という事さえできればサバイバーにも普通に肩入れする（オファリングなど）ためパークの効果でエンティティが出現するのも同じ理由かと思われる（というよりパークは別のキャラでも使えるためこのことから別にシェリルのみに肩入れしているというわけでは無いことが窺える）
ネタ要素
オマケ要素がハジけているサイレントヒルシリーズに倣い、彼女もすさまじくハジけている。
「こんな所（汚物の詰まったトイレ）に手を入れようと少しでも考えるなんて頭がおかしいとしか思えない」と、カメラ目線でツッコんだり
鉄パイプを（下水道の）水に落として妖精さんとの会話で正直に答えると「金パイプ」「銀パイプ」を貰ったり、無限サブマシンガンに（前世で炎に焼かれたのに）火炎放射器、宇宙刑事ギャバンのようにビームセーバーを使いこなす。
極めつけは目からヘザービームを出し、加えて変身アイテムの杖を使うことで魔法少女「プリンセス・ハート」に変身し、目から強力無比なセクシービームも出せる。
UFOエンディングではバツイチ二児の母であるヤンママと呼称される始末。なめんなよってかんじ～?フッ。
特に二児の母に関しては違うと言い切れないのが困ったところ。(「1」「3」で2回神を堕胎している)
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