認定厨(ネットスラング)

にんていちゅう

「認定厨」とは何事に対してもレッテルを貼付けたがるユーザーのことである。同義語として、決めつけ(決め付け)厨がある。

概要

主に匿名掲示板等のインターネット上やオンラインゲームや実社会にも存在しており、様々なところに出没する。

何かにつけて他者をすぐに○○呼ばわりし、「○○うぜぇ」「○○死ね」等と罵倒したり、自分の正当性や相手の悪さを声高に叫び回る者の事。

要するにレッテル貼り。煽り合いの場では非常に多く、反論するだけ無駄であり。言われた相手がどの様に反応しても「やはり○○だな」と永遠にレッテル貼りを続けてくる。

使用者は主にアンチ・信者と呼ばれるような特定のものに対する好き・嫌いの感情を持つ者が多い。

一例としては、「こないだ野球の試合見たけど面白いね」と言ったことで「あいつは野球ファンでアンチサッカーを気取る奴だ」などと勝手な思い込みで騒ぎ立てる。

これが酷くなると、ネットリンチまで発展するケースもある。

実際、女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人を、事件とは一切関係の無かったスマイリーキクチが事件の犯人の一部と見なされて、長きに渡る誹謗中傷を受けた事があった。→スマイリーキクチネット中傷被害事件

明確な根拠がないにも拘らず、すぐにレッテルを貼り決めつけることから他のユーザーからはあまり好まれない。

それと同時に、否定的意見に抗しがたくなった時、擁護しきれなくなった時の苦し紛れの意見でもある。

相手を納得させたいのであれば相手をレッテル貼りするのではなく、相手に理解させる・相手の意見を聞くこと、これも間違ってはいない。