概要
両親の仕事の都合でお化け(妖怪)たちが暮らす街、オバケタウンに越してきた人間の主人公と、クラスメイトのお化けたちとの交流を描く。
2001年に「あつまれじゃんけんぽん」枠で『バケルノ小学校物語』として放送開始。その後2003年度から単独番組として独立し『バケルノ小学校 ヒュードロ組』と番組タイトルを変更するとともに、主題歌もリニューアルされた。
2008年度をもって放送を終了。後番組は直接設けず、継続中の番組である小学校1年生向けの道徳番組の『ざわざわ森のがんこちゃん』を小学校2年生にも対象を拡大することになった。なお、がんこちゃんとはコラボ経験がある。
登場人物
バケルノ小学校
- くらまノビロー
主人公。両親がアフリカに行っている間オバケハイツの30階で暮らしている人間の少年。お調子者だが時に困難に立ち向かう正義感の持ち主。サッカーやカレーの肉が好きでピーマンが苦手。
- 沼野三太
河童の男の子で泳ぎが得意で優しい性格のノビローの親友。話すのが苦手なため、「〜(間を開けてから)だ」とゆっくり話す。
- 木下マッシュ
三太の友達のお化けキノコ。猛毒の胞子を操る。
キノコ故に自らの意志で移動することが出来ず、それを嘆いていたところ、ノビロー達が鉢に植え替えたことで学校に行けるようになった。
- 北狐びゃっこ
ピンクの毛が特徴の化け狐の女の子。父親は警察官。しっかり者で、張り紙の曲がり具合など細かいところが気になる性格。いなり寿司が好物。
- ねむりミーコ
金髪が特徴の化け猫のお嬢様。高貴な生まれであるため丁寧口調で話す。自宅は「ねむり屋敷」なる立派な家屋。おっとりとしているがノビローと同様に行動派であり、エリート然とした雰囲気の割に学校に遅刻する事もある等、庶民的である。
- 冬田雪乃丞(ゆきのじょう)、雪乃進(ゆきのしん)(雪ん子ブラザーズ)
200年間冬眠していたちょんまげが特徴の雪男の兄弟。姿は瓜二つだが、見分け方は髪飾りの色で、兄が赤で弟が緑である。お互いを「弟」「兄者」と呼び、語尾に「御座る」を付ける等古風な喋りが特徴(そもそも児童だというのにかなりの高齢である)。
- お七
ろくろ首の女の子。ビックリすると首が伸びる。恥ずかしがり屋。
- ヒュードロ・オキク先生
ノビロー達の担任教師。普段は美人で優しい淑女だが、怒ると顔が般若の面のように変貌する。劇中では一貫して「オキク先生」と呼ばれる。
- ブンブク校長
バケルノ小学校の校長で、種族は豆狸。高齢かつ強力な神通力を誇る妖怪の筈だが、それに反して温厚で紳士的だが怖がりな性格。
オバケタウン
- カラス・オテング
ノビローを預かっている烏天狗の大工。気の良い体育会系の熱血漢。ノビローの父親とは幼馴染みで、預かっているノビローを実の息子のように思っている。
- カラス・メテング
オテングの妻。働き者で、畑を借りて野菜も作っている。夫のオテング同様、ノビローを実の息子のように思っている。
- カラス・コテング
オテングとメテングの間に生まれた子供。ノビローの弟分。
表記ゆれ
バケルノ小学校…タグとしてはこちらのほうが多く使われている。
関連項目
ざわざわ森のがんこちゃん…上記の通り本作の事実上の後番組であり、コラボも行われた。
魔入りました!入間くん…同じEテレで放送されたアニメで、人間の主人公が人間以外(こちらは悪魔)が通う学校に転入するという点で共通する。