概要
当代随一といわれる呪術師トロガイ師の弟子で、バルサの幼馴染み。
バルサの二つ年下で、原作小説「精霊の守り人」初登場当初の年齢は二十八歳。
幼い頃から武術の稽古で傷だらけだったバルサの怪我を見てやっていたため、呪術よりも薬草治療に長けている。
バルサとは対照的に戦いはまったくの不得手。
お人好しでのんびりとした性格で、話す相手を安心させるような雰囲気を持つ。
特に子供には優しく、近隣の村の少女からは「薬草師のおじさん」と呼ばれて親しまれ、バルサの保護対象であったチャグムのことも弟のように可愛がっている。
バルサを大事に思っているが、何度も命を危険に晒すような無茶をする彼女を心配するあまり、声を荒げることも。
バルサとの関係は、彼女が養父ジグロの死に際に交わした「誓い」の重さから、なかなか進展しなかった模様。
原作小説では褐色に近い肌、ぼさぼさ髪と描写されており、実写版ではそれを再現したと思われる無造作な髪型、さらに唇から顎にかけて黒い紋様がある(ペイントか入れ墨かは不明)。
アニメ版では髪を一つの団子型にまとめた整った容姿に変更されている。