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ポケトレインの編集履歴

2023-11-03 12:47:25 バージョン

ポケトレイン

ぽけとれいん

タカラが発売した鉄道玩具。2001年から2003年まで展開された。

小さくて、カッコいい、ポケトレイン♪

(当時のテレビCMより)


概要

タカラ(現:タカラトミー)が2001年に発売した鉄道玩具。2001年9月から2003年10月までの約2年間、新商品が発売された。


2000年代前半まではタカラトミーが合併しておらず、また、トミーの鉄道玩具「プラレール」への対抗商品として鉄道玩具が各社から発売されては10年も持たずに消滅することを繰り返していた時代であった。

本商品は、プラレールと同じくデフォルメした上での3両編成で車両を発売したり、線路を規格化して単品売りで拡張できるようにしたりと、対抗商品の良いところに範をとって製作されていたため、いわば「対プラレール最終兵器」として注目を集めた。


特徴

ポケトレインの特徴として以下の点が挙げられる。

  • 車両はプラレールの半分程のサイズで、同じくタカラの商品「チョロQ」との連動が考慮されていた。
  • スイッチの形式がレバー式のプラレールとは異なり、先頭車の車体上部を押すことでスイッチをオンオフする方式。
  • 中間車両が電源、先頭車両が動力車という方式で、先頭車と中間車は切り離すことができなかった。それ故に後述する問題点も…。

販売終了の背景

しかし、車両をプラレールより小型化していたため、プラレールでは先頭車両に電源(電池)と動力(モーター)を同時に搭載している構造に対し、本商品は先述した通り、先頭車両に動力を、中間車両に電源を搭載している(都電は例外で、1両に集約)ため、先頭・中間車両の間に電気配線を通さなくてはならなかった。また、プラレールと違って配線部分のカバーも大きくはなく、「子供が多少荒く扱っただけで断線し、動かなくなる」という子供向け玩具にあるまじき耐久性の低さで、購入者からの支持は得られなかった。簡潔に言えばマーケティング不足であった。


また、この時期はタカラも親会社を転々としている状態で、企業の安定化のために事業を縮小せざるを得なかったのも一因であった(しかし2006年まで本商品の販促アニメが放送されていた)。


ラインナップ

セット品


車両


線路


情景パーツ・ジオラマ


関連項目

タカラ タカラトミー


プラレール:本商品との競合、およびタカラトミーへの合併と同時期にクオリティアップを果たしていたため、「ポケトレインの魂はライバルに引き継がれた」とも解釈できる。


スーパートレインがんばりダッシュ:『のりスタ』内で放送されたアニメ。登場する車両や一部の情景は本商品がベースとなっており、当作品はポケトレインの販促アニメとも言える。放送があと1年早ければ、ポケトレインの運命は変わっていたかもしれない。

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