概要
キン肉マン達の試合には欠かせない実況役。もじゃもじゃ頭と大きな口、太い眉毛が特徴。
モデルはゆでたまご両氏が上京した際に住んでいたアパートでお世話になったサラリーマンで、キン肉マン連載三十周年記念に刊行されたムック本に寄稿している。
超人プロレスの試合の実況をし、読者に状況を説明するのが役割。ボケまくる解説役のタザハマさん(アニメ版はアデランスの中野さん)にしょっちゅう突っ込みを入れている。
アニメの放送期間中には超人ではないにもかかわらず中野さんとのコンビでテーマソング「燃えろ!放送席」が作られた。
作中、中野さんが奥さんとイチャイチャしたり、ステカセキングが「エリーゼのために」を流した時に自分ではなく、与作と仲良く踊っていた際に「私というものがありながら」と嫉妬するなど相方以上の感情を抱いている節があった。
実況で「あ~っと」と叫ぶのが特徴。原作では次第に姿を見せなくなったが、キン肉星王位争奪編の最後まで試合を実況し、台詞のみでも登場を続けた。アニメではしょっちゅう画面に出ていたが、王位争奪編では最終回に観客として登場したのみで、アナウンスはしなかった。
ダメ超人時代のキン肉マンの事はあまり快く思っていなかったので、当時は彼をバカにする発言や態度も露骨だったが、やがて彼が正義超人として活躍するようになって徐々に認めるようになっていった。ただし、時折見せているキン肉マンの我儘さやヘタレさなど彼の日柄には変わらず批判的で悪魔超人の時でも初戦敗退を予想したり、ピンチになると勝手に殺すなど不謹慎な部分がある。(彼の親戚は世界各地で実況をしているらしく、容姿もよく似ているが、ハワイ在住のアナウンサーはキン肉マンを実況時にブタ呼ばわりして個人攻撃するなど問題発言が多かった)。
名前が明らかになったのは、引き続き登場の「Ⅱ世」から(あまり年を取っていない)で、以降も「キン肉マン」の復活シリーズでも変わらず登場して実況を続けている。現在はキン肉マンの事を冷静に高く評価している傾向で逆に息子の万太郎には批評な発言が目立つ。
関連項目
天下一武道会アナウンサー、小兎、ギャッツ …ジャンプ作品の実況キャラ達。