「みなさん お待たせいたしました!! ただ今より 天下一武道会を開催いたしまーーーす!!!」
CV:内海賢二(無印、レイジングブラストシリーズ)→鈴置洋孝(Z、及びゲーム作品)→岸野幸正(GT)→大友龍三郎(鈴置氏没後の一部のゲーム)→西脇保(改)
概要
孫悟空が作中で何度か出場する武術大会「天下一武道会」の司会進行役とリングアナと審判員を兼務している男性。黒スーツにサングラスと金髪オールバックが特徴。また、悟空の青年期以降は口髭を蓄えるようになるなど、物語の進行に合わせ目に見えて年齢を重ねている。
本名および年齢は不明。
悟空たちが初出場した第21回大会から登場し、連載終了直前の第28回大会までずっと司会を務めており、アニメオリジナルであるGTでも続けて大会の進行役を務めている。
プロ根性あふれる人物。下記の通り参加者達に負けず劣らず勇敢でタフなメンタルの持ち主である。
・第21回大会の悟空対ジャッキー・チュンによる決勝戦では、大猿に変化し悟空が暴れ出すアクシデントがあっても審判として逃げるわけにはいかないと観客が逃げた後も残り続けた。
・第22回大会の天津飯対悟空による決勝戦では、会場から遥か遠くへ飛ばされた二人を小型ジェット機で追いかけ、どちらが先に地面に付く(=場外判定となる)か見定めた。
・第23回大会のマジュニア対悟空の決勝戦でも、マジュニアの正体が判明し一般人の観客が全員逃げ出し会場が破壊されてもその場に残り続け、危険を顧みず実況を続け、マジュニアの場外負けを確認して悟空の優勝を告げる。
そして選手がいかなる危険人物であろうと公平にジャッジを下す。ある意味すごい人。
しかし、ピッコロ大魔王の手下タンバリンによるクリリン襲撃を目の当たりにした上、自身も巻き添えで負傷するという災難にあった事も。
そして次の大会にて復活したクリリンと対面した際には死人が蘇ったと驚愕し震えあがり、お経を唱えている。
その後しばらく登場しなかったが、魔人ブウ編にて開催された第25回大会で再登場。
大会前の予選会場で、久々に大会に参加した悟空たち一行に再会。かつての大会での活躍を懐かしんだ。同時に、悟空たちが参加しなくなった第24回以降、ミスター・サタンをはじめとする参加選手の実力の水準が落ちたことに苦言を漏らし、第24〜27回優勝者のミスター・サタンが悟空達に比べて全然強くないことにも気づいており、セルを斃したのがサタンではなく悟空達だと直感で見抜いていた。この際、アニメ及び、原作になるべく近付けている『改』も含めて、基本的にサタンがセルを倒したと思い込んでいる人達の中で、悟空達の凄さを理解している人が少なからず居た事に悟飯は内心感動していた。
最終話直前に開催された第28回でも、額が広がりシワの寄った顔になってはいるものの、未だ司会進行役を務めている。トーナメント選抜のくじ引きでも悟空と親しげに会話を交している。
悟空たちの実力と成長を長年、間近で見続けた数少ない一般人の一人で、なおかつ悟空達が幾度も世界の危機を救っていることを認識している人間の一人でもある。
ゲーム『カカロット』では、実は本業は司会者ではなく、武道会が行われる寺院の僧侶である事が明かされている。