解放戦線…いや、独立傭兵か!?
概要
大豊製フレーム”天槍”をベースとしたテスターACの輸送任務のためにパイロットとしてアサインされた訓練生。
「試作機体の運搬に従事する訓練生が敵対企業の依頼を請け負った野良傭兵(621)に襲撃される」というロボットSFの主人公なら大活躍及び後々の覚醒が約束された状況で、「傭兵に金で殺されてたまるか!」と奮起するが……
621が直後に参加することになるレッドガンとの合同作戦では、ミシガンが「G13は一昨日空席になった」旨の発言をするので、何か順序が違っていれば訓練生がG13を引き継いでいた可能性もある。
健気に任務を果たそうとする姿勢には涙を禁じ得ないが、「動きが甘く狩りやすいAC1機をボコるだけで済む」というお手軽さから、リプレイミッションでは序盤の金策や新ビルドの実践のために多くのレイヴンに酷使され続けている。
だが、終盤には上位互換とも言える任務が解放されるため見向きもされなくなる。
搭乗機:テスターAC
概要にもある通り大豊製の”天槍”フルフレームをベースに外部アーキテクトの委託により最適化がなされたとされるAC。
フレーム
大豊のモットーである「樹大枝細」のもと、コアに近い箇所が重厚に、末端が細く作られている。
- DF-HD-08 TIAN-QIANG
最低限の機能しかないが非常に軽量・低負荷であり、対爆防御という一点が非常に高い頭部パーツ。
- DF-BD-08 TIAN-QIANG
重厚な外観相応の重装甲に加え、高い姿勢安定性とジェネレータ出力補正を持つ重量コアパーツ。
ブースタ効率とジェネレータ供給の補正がネック。
- DF-AR-08 TIAN-QIANG
上腕を重く、前腕を軽くする重心バランスを採用した腕部パーツ。
反動制御が高く、マシンガン等の連射武器との相性が良い。
- DF-LG-08 TIAN-QIANG
大腿を重く、下腿を軽くする重心バランスを採用した重量二脚パーツ。
防御力と積載上限が高い。
内装
- BC-0600 12345
酩酊状態で品番登録されてしまったというRaD製の戦闘重機向けブースタ。
重量を問わず推力を付加する長いクイックブースト噴射時間が特徴。
- FC-006 ABBOT
ミサイル関連を捨てて近距離銃撃戦における優位性を重視したベイラム製の近接戦闘用FCS。
重量とEN負荷が少ないわりに高い近距離アシスト適性が特徴で、ミサイルを使わない純粋な近距離戦を志向するのであれば検討に値する。
- DF-GN-02 LING-TAI
ベイラムからの委託を受けて開発された大豊製内燃型ジェネレータ。
EN容量と出力が低いが、EN補充性能と供給復元性能がトップというピーキーな性能。
- コア拡張:なし
武装
- MA-J-201 RANSETSU-AR(右手武器)
点射機構による命中精度と瞬間火力を利点とするBAWS製バーストアサルトライフル。
- HI-32: BU-TT/A(左手武器)
初期機体と共通して装備されたパルスブレード。
軽量・軽負荷ながら一線級の威力と非常に高い直撃補正から最終盤まで活躍するタキガワ・ハーモニクス社の傑作武器。
- 右肩武器:なし
- BML-G3/P05ACT-02(左肩武器)
高威力の弾頭を意図的に低速化することで執拗に追尾し、プレッシャーを与える高誘導ミサイルの2連装仕様。
ちなみに、二周目以降に出現する裏アリーナことアナライシスでテスターACと対戦でき、勝利するとACの図面やOSチップを入手できる。
そのテスターACのデータがインテグレーションプログラム内に存在する事と「新兵向け機体構成サンプルの提供」という解説文から見るに、当該ミッションのブリーフィングで言及されていた「外部アーキテクト」はオールマインドのことだと思われる。
オールマインドは傭兵支援の一環として
新兵向け機体構成サンプルの提供も行っています
パイロットが強化人間でもない限り
全身を組み替えて即座に適応するのは至難の業です
我々は全ての傭兵がACと共にある未来を志向しています
—―――インテグレーション・プログラム第1フェーズ最終解析における解説文より