人によって精神的に不快や不安を感じさせる内容を含む内容ですので、そのようなものが苦手な方はご注意ください。
概要
「〇〇虐待」及び「〇〇虐」とは、元々は主にマスコット系のキャラクターを虐待及び虐殺のターゲットとするアングラ系の創作界隈のこと。
「〇〇虐待」ないし「○○虐」(○○はキャラ名かその略称)と呼ばれるものが多い。
関連する作品は多くがR-18G指定とななった。またユーザー間での荒らしの道具として使われる事もあった。
上述のアングラジャンルに使われていた「〇〇虐」という呼び方を、近年では一般作品の一次作品・二次創作において比喩的に用いる場合がある。
- 隙があったり、可愛い怯え姿を見せたり、うざかわいい系だったりなどドSホイホイなキャラクターに自然発生したキュートアグレッション的な二次創作群。(かす虐、カイ虐など)
- プレイヤーキャラへの当たりが強かったり、他キャラに迷惑をかけたりなどユーザーの感情を逆撫でし、嫌われたり昏い欲望を抱かれたキャラクターが制裁される二次創作群。(ラン虐、樋虐など)
- 公式作品の時点で(製作スタッフに虐待されているかのように)危険や苦難、過酷な境遇を与えられているキャラクターの扱いへの比喩。また、そうした作中での扱いを元にした曇らせ二次創作群。(キャル虐、ミオ虐、グエ虐など)
- ゲームジャンルにおいて、特定のキャラクターを酷使したり虐待・虐殺するプレイが効率的だったりする様への比喩、およびそれを元にした二次創作群。(タブンネ狩り/虐待アイドルタブンネちゃん、コロ虐など)
- マスコット系の一般向け一次作品でマスコットキャラが苦痛を感じたり生命の危機にあう描写をする作品や、それに乗じた二次創作群。(ちい虐、モル虐など)
などなど。
注意
バーチャルYouTuberが仲間内の弄りとして「〇虐」という言葉を使うことから近年急速に広まり浸透した言葉であるが、
「〇虐」とは概要の前置きの欄にあるように元々ヘイト創作にも繋がるジャンルによって生まれた言葉であり、これはインターネット荒らしとしての側面も強い界隈だったので不快に思う人も多い。
それを抜きにしても「虐」とは強い言葉であり、虐待や虐めに関連する言葉を気軽に扱うことでそれらの行為への心理的ハードルを低くするゲートウェイ的なものとなる危険も考慮される。
リアルにおいては決して嫌がる人に対して使ってはならないのは当然として、「〇虐」という言葉を使われた相手が表面的には嫌がってなくても内心では快く思っていなかったり、度が過ぎるとトラブルとなることも考えられる。
またどの辺りまでが相手に不快感や嫌悪感を与えるラインを超えないでいられるのか非常にデリケートなものである為、周囲に嫌な思いをさせないように非常に注意を払う必要がある。
そのため現実の人間関係において使用することは決して薦めることが出来ない。