概要
ゲームMinecraftに登場する、さまざまな装置を動かすための回路。
- レッドストーントーチなどで動力を発生させて
- レッドストーンダストなどで伝達し
- レッドストーンランプなどが稼働する
という形式になる。
これを用いれば様々な作業を自動化した装置を作る事も可能で、中にはまるで別のゲームを遊んでいるかのようなプロ顔負けの大規模な装置を作るプレイヤーも存在する。
逆に言えば構造が複雑化すればするほど細かい計算が要求されてくるので、慣れない内は他のプレイヤーが考案した装置を真似しながら勉強するのがオススメ。
関連アイテム
レッドストーン系統
- レッドストーンダスト
レッドストーン回路の基礎的な存在となるアイテム。主に地下の鉱石から入手できる。
これを使い、レバーやボタン等から発する信号を遠くへと伸ばす事ができる。
- レッドストーンブロック
レッドストーンダスト9個でクラフトできる。
永続的にレッドストーン信号を発しており、装置や信号を常に作動させ続ける。
- レッドストーントーチ
レッドストーンダスト1個、棒1個でクラフトできる。
レッドストーンブロック同様に永続的にレッドストーン信号を発しているが、こちらは既に別の信号を受け取っている装置のオンオフを逆転させられる機能があるのが特徴。
なお、見た目は松明に似ているが光源としては通常の松明のおよそ半分程の光源レベルなので、単純に光源として利用するには少々不安が残る。
- レッドストーンランプ
グロウストーン1個、レッドストーンダスト4個でクラフトできる。
光源アイテムの一種で、レッドストーン信号を送る事で発光する。
- レッドストーンリピーター
レッドストーンダスト1個、レッドストーントーチ2個、石3個でクラフトできる。
通常、レッドストーン信号はレッドストーンダストを用いても最大15マス分までしか伸ばせられないが、これを回路の途中に置けばさらに15マス分先へと信号を伸ばせられる。
また、信号が受信されてから発信される間隔を遅延させられるのも特徴で、下記のコンパレーターと組み合わせてより複雑な装置を作る事が可能。
- レッドストーンコンパレーター
ネザークォーツ1個、石3個、レッドストーントーチ3個でクラフトできる。
後方や横から伝達されたレッドストーン信号を前方へと伝える装置。方向があるタイプのブロックで、上から見ると矢印が中央に存在するのが分かる。この装置はそれぞれ比較・減算・インベントリチェックの三つのモードに切り替えられるという特徴がある。
比較モードは後方と左右の信号の強さを比較し、後方からの信号が強い、もしくは後方と左右の強さが同等だった場合は信号をそのまま前方へと伝える。左右の信号が強い場合は信号をブロックして前方へ伝えないようになる。
減算モードは後方からの信号から、左右の内強い方の信号の出力を引き算した信号の強さを前方へ伝える。
インベントリチェックはチェストやホッパー、大釜のようなアイテムを保有できるブロックに反応し、収納されたアイテムの量が増えるほど発信する信号も強くなる。
特定のアクションで信号を発するアイテム
ブロック
- オブザーバー
ネザークォーツ1個、レッドストーンダスト2個、丸石6個でクラフトできる。
前方(顔のような模様がある面)に設置されているブロックの状態に変化があると、後方へレッドストーン信号を発信する特徴がある。
- 書見台
本棚1個、木材のハーフブロック4個でクラフトできる。
本と羽根ペンを置く事で本の内容を複数人で読めるが、開いているページと総ページ数に応じたレッドストーン信号も発信する。
職業ブロックの一つでもあり、村人を司書の職業に就かせられる。
- スカルクセンサー
古代都市を始めとしたディープダークバイオームで入手できる。アイテム化するにはシルクタッチのエンチャントが必要になる。
周囲8マス分以内でMobやブロックが動くと、レッドストーン信号を発信する。
この時、近くに別のスカルクセンサーがあると連鎖的に信号が伝達される。
- 調律されたスカルクセンサー
スカルクセンサー1個、アメジストの欠片3個でクラフトできる。
基本的な性質はスカルクセンサーと同じだが、こちらは感知範囲が周囲16マス分と広くなっている、レッドストーン信号を発信する間隔が短いといったように性能が強化されている。
- トラップチェスト
開いた時にレッドストーン信号を発するタイプのチェスト。
その他の詳細はチェストの記事を参照。
- 的
干草の俵1個、レッドストーンダスト4個でクラフトできる。
的に矢やトライデントといった投擲物が当たる事でレッドストーン信号を発信する。
ギミック
- 感圧板
木材系、石系、金属系の3系統があり、木材は木板2個、石系は石か磨かれたブラックストーン2個、金属系は鉄インゴットか金インゴット2個でクラフトできる。
上に乗る事でレッドストーン信号を最大15マス分類まで発するのはどの感圧板も共通しているが、どのアイテムで作ったかでそれぞれ用途が変わってくる。
木材の感圧板は全てのエンティティ(プレイヤーやMob以外にも投げた物やアイテム、ブロック全て)に反応する。
石の感圧板はプレイヤーとMobが上に乗った時だけ反応する。
金の感圧板は軽量用と呼ばれ、上に乗ったエンティティ1体につき信号が1マス分延長される。
鉄の感圧板は重量用と呼ばれ、上に乗ったエンティティの数が多いほど信号が強くなるのは軽量用と同様だが、こちらはエンティティ10体ごとに信号が1マス分延長される。
- トリップワイヤーフック
鉄インゴット1個、棒1個、木板1個でクラフトできる。
同じ高さの直線上に二つ設置し、さらにその間にセットした糸にプレイヤーや他のMobが触れる事でレッドストーン信号が発信されるようになる。
糸の長さは最大40マス分まで対応でき、ハサミで糸を切ると信号を発さなくなる。
- 日照センサー
ガラス3個、ネザークォーツ3個、木材のハーフブロック3個でクラフトできる。
発信するレッドストーン信号の強弱が日光によって変わるアイテムで、日光が強いほど信号も強くなる通常モードと、暗くなればなるほど信号が強くなる反転モードの2種類に切り替える事ができる。
- 避雷針
銅インゴット3個でクラフトできる。
雷を引き寄せる効果があり、雷が当たった瞬間にレッドストーン信号を発する。
- ボタン
それぞれ木材系と石系のボタンが存在し、木材系は木板1個、石系は石か磨かれたブラックストーン1個でクラフトできる。
ボタンを押す事で、僅かな時間だけレッドストーン信号を発信する。
- レバー
棒1個、丸石1個でクラフトできる。
作動させるとボタン同様にレッドストーン信号が発信されるが、こちらはオンオフを切り替える事ができる他、レバーをオンにしている間は永続的に信号を発信する。
レール
- アクティベーターレール
レッドストーントーチ1個、棒2個、鉄インゴット6個でクラフトできる。
レッドストーン信号を送る事で作動する特殊なレールで、上を通過したトロッコに特定のリアクションが起きるようになる(一部作動しないトロッコもある)。
- ディテクターレール
レッドストーンダスト1個、石の感圧板1個、鉄インゴット6個でクラフトできる。
こちらはレッドストーン信号を送らなくても作動するレールで、上にトロッコがある時だけ周囲にレッドストーン信号を発信する。
- パワードレール
レッドストーンダスト1個、棒1個、鉄インゴット6個でクラフトできる。
アクティベーターレール同様にレッドストーン信号を送ると作動し、上を通過したトロッコを加速させる。