概要
藤子・F・不二雄が『ビッグコミック』1983年7月号に掲載したSF短編。
平凡な現代社会に巨大ロボットは必要ないという、『鉄人28号』や『マジンガーZ』などのロボットアニメへのアンチテーゼともとれる作品。
なおあくまでも「悪の組織や巨大な敵がいない現実の世界に巨大ロボットは不要」ということが名目なのであり、決して『鉄人』や『マジンガー』へのアンチ創作というわけではない。
あらすじ
ある日、一人の老人が川岸を運転しているとたまたま遭遇した男から、「他国に狙われている極秘研究」として一台のコントローラーを押し付けられてしまう。
そのコントローラーは巨大ロボを操縦することができるものだった。しかしロボットになすすべもなく老人は家に帰るがロボットはコントローラーを追って家に押しかけてしまい…