ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
センシティブな作品

概要

2014年10月27日より連載開始され、単行本は現在のところ10巻まで刊行されている。

作者によると、長らく休載していたが2023年より連載再開する予定である。略称は「ナカゲノ」。

月刊コミックジーン2018年10月号にてドラマCD化。

2019年7月から9月までアニメ化し、放送していた。

アニメーション製作はSILVER LINK.

あらすじ

有名なゲーム実況者がクリア目前で度々失踪することから、失踪ゲームとも呼ばれる謎のフリーゲーム「ナカノヒトゲノム」。ある日、人気実況者・入出アカツキがナカノヒトゲノムのエンディングに辿り着くと、画面に奇妙な案内文が現れる。

” おめでとうございます!

 選ばれしカリスマ実況プレイヤーの貴方に

 『ナカノヒトゲノム』クローズドステージのプレイ権限を与えます

 なお、この権限は放棄・譲渡等できません

 これよりお迎えにあがります ”

訝しみながら眠りについたアカツキが目覚めると、そこは自室ではなく『ナカノヒトゲノム』クローズドステージの舞台だった。同じように誘拐されたアカツキを含む8名の実況者たちは、監視者を名乗る謎の人物「パカ」により「『ナカノヒトゲノム』リアル実況」を行うよう迫られる。

パカから提示された生還条件は、再生数1億ビューの達成。 帰還のため、8名の実況者が生死を賭けたリアルゲーム実況に挑む。

登場人物

13番街

入出アカツキ(CV:山下大輝

本作の主人公。脱出ゲームを得意とする男性実況者。高校一年生。

花粉症で、日本中の花粉アレルギーをほぼコンプリートしている。穏やかで腹が立たない性格。

更屋敷カリン(CV:鬼頭明里

ホラーゲームを得意とする女性実況者。高校一年生。実況での通り名は「たたり姫」。

オカルトに精通しているが、自身に降りかかるホラーは苦手なホラー映画研究部書記。怒りっぽい

鬼ヶ崎カイコク(CV:佐藤拓也

戦国統治ゲームを得意とする男性実況者。大学一年生。

和服に鬼の面と特徴的な格好で、江戸言葉で話す。飄々としていて単独行動が多い。

伊奈葉ヒミコ(CV:石見舞菜香

育成シミュレーションゲームを得意とする女性実況者。中学二年生。

大人しくひかえめだが、スイッチが入ると閃光弾を放つことも。兄弟が多い。

駆堂アンヤ(CV:畠中祐

格闘ゲームを得意とする男性実況者。高校一年生。

ヤンキー気質で喧嘩っ早い。先天性の睡眠障害がある。ピーマンが苦手。

路々森ユズ(CV:名塚佳織

パズル・やり込み系ゲームを得意とする女性実況者。研究所勤務(年齢不詳)。

コンプリートマニアで、初対面のはずのアカツキになぜか特に強い執着をみせる。部屋が汚い。

忍霧ザクロ(CV:内山昂輝

ステルス系ゲームを得意とする男性実況者。高校二年生。常に黒いマスクを着用。

ある目的のために、わざと失踪ゲーム『ナカノヒトゲノム』をプレイした。女性が苦手

双子の妹がいる。

逢河マキノ(CV:寺島拓篤

恋愛シミュレーションゲームを得意とする男性実況者。高校二年生。

寝ていることが多く、言葉を発することも稀。5秒間目を見つめた相手を悩殺できるチート能力を持つ。

パカ(CV:津田健次郎

『ナカノヒトゲノムリアル実況』監視役を名乗る、アルパカの被り物にスーツ姿の怪しい人物。

実況者達が行うリアル実況ゲームの案内から食事内容まで、13番街のゲームバランス管理権限を持つ。

ヒミコの「ささやき実況」のファンを公言している。

地下

男女嶋ナナミ(CV:平川大輔

『9番街』の実況者。地下への通路を作った人物のひとり。オネエ口調。

赤札チヒロ(CV:永塚拓馬

『11番街』の実況者。ナナミの地下通路を使って地下へ脱出した。

?????(CV:戸田めぐみ)※ネタバレ注意

『11番街』の実況者。ナナミの地下通路を使って地下へ脱出した。

東京

駆堂シンヤ

アンヤの次兄。更屋敷探偵事務所にアンヤの捜索を依頼。

更屋敷ヒノキ

カリンの兄で、「更屋敷探偵事務所」所長。連続少年少女失踪事件を調べている。

国分寺シズハ

更屋敷探偵事務所の助手を務める女性。ヒノキと共に連続少年少女失踪事件を調べている。

仁木イチヤ

アカツキの叔父。入出家へ聞き込みに訪れたヒノキ達にアカツキの身の上を明かす。喫煙者。

マスコット?

プニツキ

第6ステージ「カラカラ遺跡」で初登場。アカツキの姿を模したカペカペスライム。アンヤのヘルメットを家だと思っている。

パカメラ

13番街のいたる所に生息する羽根の生えたアルパカ型の撮影ロボット。ストーキングと盗撮を好む。パカメラが撮影した映像を見るには、毛をむしって裂く。鳴き声は「ぷえー」。

パン太郎

第1ステージ「アニマル合戦」で初登場。森から頭が飛び出すほどの巨大パンダで、第2ゲームでのアカツキの命の恩パンダ。

リアル実況ゲーム

第1ステージ「アニマル合戦」

  • クリア条件:巨大生物を多く倒し切り抜ける。
  • 必要実況者数:不明(事前説明なし)
  • 入手アイテム:体表カウンタ、パカの風船

第2ステージ「取り換えこっくりさん」

  • クリア条件:こっくりさんのみっつの願いを叶える。
  • 必要実況者数:4名
  • 入手アイテム:01染色体

第3ステージ「ときめきエッグ☆ムラサキノウエ」

  • クリア条件:卵から生まれる少女「上野ムラサキ」を育成し、学園のアイドル「源氏ヒカル」との恋を成就させる。
  • 必要実況者数:4名以上
  • 入手アイテム:02染色体

第4ステージ「ミミクリー·マンイーター殲滅」

  • クリア条件:タワー内全てのミミクリー·マンイーターの殲滅。難易度S。
  • 必要実況者数:8名
  • 入手アイテム:03染色体

第5ステージ「鬼退治」

  • クリア条件:鬼による村娘の誘拐阻止、これまでに攫われた娘たちの奪還。
  • 必要実況者数:4名以上
  • 入手アイテム:04染色体、生け贄の服×2、ブレスレット

第6ステージ「カラカラ遺跡」

  • クリア条件:遺跡の最奥にいる番人から[05染色体]を受け取る。その際、遺跡の中で嘘をついてはならない。
  • 必要実況者数:男女1組2名
  • 入手アイテム:05染色体、カペカペスライム(プニツキ)

第7ステージ「呪奪の三姉妹」

  • クリア条件:鬼役の三姉妹とかくれんぼをし、終了時に実況者全員が姉妹から呪いを受けていないこと。なお、実況者は見つかるたびに呪われ1度目は視界、2度目は眼球そのものを奪われるが、呪いを受けていない者に触れることで解呪可能。かくれんぼは1時間に計4回実施。
  • 必要実況者数:8名
  • 入手アイテム:06染色体

第8ステージ「ホワイトパズル」

  • クリア条件:72時間以内に30001ピースのホワイトパズルの中から仲間外れの1ピースを探し出す。
  • 必要実況者数:7名
  • 入手アイテム:07染色体

第9ステージ「なかげの幼稚園」

  • クリア条件:保護者役と幼児役にわかれ、幼児役アバターの頭上にある親愛度に応じて成長する植物を最低3名開花させる。ただし開花しなかった幼児役実況者の本体は永遠にスリープ状態となる。
  • 必要実況者数:8名(保護者役/幼児役:4名ずつ)
  • 入手アイテム:08染色体

第10ステージ「珍獣イエティ狩り」

  • クリア条件:雪山に生息する珍獣イエティの捕獲。
  • 必要実況者数:不明(トラブルにより急遽ゲーム内容変更のため)
  • 入手アイテム:09・10染色体、光る巨大キノコ

第11ステージ「過感情ドール」

  • クリア条件:深夜0時~6時までの間に「喜・怒・哀・楽」4体の過感情ドールの望みを叶えて供養し、スタート地点に戻る。
  • 必要実況者数:7名、男女ペア4組※男女比率・参加人数の都合上一部例外あり
  • 入手アイテム:11染色体、黒パカマスク×2

第12ステージ「巨大ラフレシア攻略」

  • クリア条件:巨大ラフレシア内にいる「ゴールデンパカメラ」の回収。
  • 必要実況者数:3名以上
  • 入手アイテム:12染色体、ゴールデンパカメラ

用語

ナカノヒトゲノム(ネットゲーム)

ネット上で公開され、口コミから学生中心に人気のフリーゲーム。

選んだ「監視者」に従いゲームジャンルを選ぶことができ、総合クリア数でストーリーが開放される仕様。アイテムの「染色体」を22本集めるとエンディングを迎える。

しかし真実性のあるクリア情報がなく、プレイ動画や攻略サイトもエンディング手前で更新がなくなることから「失踪ゲーム」と呼ばれる。

○○染色体

フリーゲーム「ナカノヒトゲノム」にて必要なクリアアイテム。必要数は全22本。

リアル実況「ナカノヒトゲノム」でもステージクリアのたびに入手できるが、クリア条件は再生数一億ビューのため、こちらは総数・用途ともに不明。

なお、ヒトゲノム染色体は常染色体・性染色体合わせて23組。

関連動画