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カバチタレ!の編集履歴

2023-12-02 22:02:58 バージョン

カバチタレ!

かばちたれ

監修:青木雄二、原作:田島隆、作画:東風孝広による日本の漫画作品、およびこれを原作としたテレビドラマ。

概要

講談社の漫画雑誌『モーニング』1999年23号から2005年30号まで連載された。


その後、『モーニング』2005年33号からは続編となる『特上カバチ!! -カバチタレ!2-』(とくじょうカバチ カバチタレ・ツー)を、2013年23号から2021年42号までは第3部となる『カバチ!!! -カバチタレ!3-』を連載した。


行政書士事務所を舞台にして、主人公である田村勝弘が様々なトラブルに葛藤しながら、法律知識を用いて依頼人を守っていく物語である。


同じ原作:田島隆、作画:東風孝広により『イブニング』で連載している事件屋をテーマにした作品『極悪がんぼ』とは世界設定が共通しており『極悪がんぼ』の主人公である神崎守と本作の主人公である田村が鉢合わせする場面などがある。


主な登場人物

田村 勝弘(たむら かつひろ)

漫画版主人公。大野事務所の補助者。登場人物の中では珍しく、広島弁で話さない。

ビルメンテナンス会社で働くごく普通の青年だったが、理不尽な理由で懲戒解雇され、途方に暮れていたところ大野と知り合い、退職金と未払い分の給料が支払われるようにしてくれた事に驚き、行政書士に興味を持ち補助者として大野事務所に入所した。


大野 勇(おおの いさむ)

大野事務所の所長。トラックドライバーの前は事件屋であったがある理由により裏の世界から離れ、のしあがってきた苦労人。

普段は常に飄々としているが、いざ事件に臨むと強いカリスマ性のもと、駆け引きと法理論を駆使する事務所の責任者である。


重森 寛治(しげもり かんじ)

一貫して大野事務所の補助者で、事務所では一番の古株。通称は「重さん」だが、田村や住吉、金田からは「重森さん」と呼ばれることも多い。


栄田 千春(さかえだ ちはる)

一貫して大野事務所の補助者であり、大野事務所に入社して間もない田村の先輩で教育係として2人で同じ事案を扱うこが多い。

度々遅刻寸前で駆け込んでくる場面が描かれるなど大雑把なキャラクターではある


住吉 美寿々(すみよし みすず)

『特上カバチ!!』から登場。田村と借金事案で争った後に入社した。普段は広島弁を使わないが、故郷に住む友人や家族と話す時は広島弁となる。


TVドラマ

上記の漫画を原作としてテレビドラマ化され、2001年1月11日から3月22日までフジテレビ系で放送された。

主演は常盤貴子深津絵里


物語の舞台が広島から東京に変わり、主人公の田村勝弘と栄田千春がドラマでは女性に置き換えられている。登場人物の変更のほか、ドラマのオリジナルキャラクターも多い。


主なドラマ版登場人物

田村 希美(たむら のぞみ)

演 - 常盤貴子

主人公。モータース屋で働いていたが、なんだかんだあって千春の補助者として事務所でアルバイトをする。


栄田 千春(さかえだ ちはる)

演 - 深津絵里

大野行政書士事務所に勤める行政書士。


田村 優太(たむら ゆうた)

演 - 山下智久

希美の弟。広島から姉を頼って上京してきた高校生。


大野 勇(おおの いさむ)

演 - 陣内孝則

事務所所長である行政書士。


テレビドラマ『特上カバチ!!』

2010年1月17日から3月21日まで、TBSの「日曜劇場」枠で放送された。嵐の櫻井翔堀北真希のダブル主演作。


主なキャスト(特上カバチ!!)

田村 勝弘(たむら かつひろ)

演 - 櫻井翔(嵐)

大野行政書士事務所で行政書士補助者として働く。素直で真っ直ぐな性格。いつも人にデリカシーを説こうとする。


住吉 美寿々(すみよし みすず)

演 - 堀北真希

大野行政書士事務所で、行政書士として働く紅一点。事務所では田村の指導者であり、法律上の論争で詰めが甘い部分等があれば指摘する。


大野 勇(おおの いさむ)

演 - 中村雅俊

所長。凄腕の行政書士であり、依頼人を全面的に守るためには、相手を地獄の底に叩き落とすことも辞さないのが法律家としての姿と考えている。

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