長田庚子
おさだとしこ
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の登場人物の1人。
CV:釘宮理恵
本記事は、現在公開中の劇場アニメ『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の重要なネタバレ情報を含みます。 |
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※以下、ネタバレ注意
殺人事件の第三の被害者。
真犯人が時磨の部屋に入った事を乙米に告げ口しようとした結果、その真犯人に宿る妖怪の力で首を切断された挙げ句、その首を蝋燭立てに飾られた。
時磨や丙江に比べるとそこまで落ち度があったとは言えないため、その惨い死に様を不憫に思う意見も少なくない。
ただし、息子の時弥が次期当主になる可能性が出てくると権力欲に取り憑かれてきたような姿を見せたり、そもそも夫の幻治の本性(ただし、本編では夫婦で直接絡むシーンはほとんどない)を考えると、村や一族の悪事についてはある程度黙認していた可能性も少なからずあり、龍賀家の一員らしく醜悪な本性を持っていた節も否定できない。
どの道終盤の展開を考えると、あそこで死ななくても結局は他の一族の人間達諸共、無残に殺される運命にあったと思われる。
余談
時貞の娘達の名前には、漢字文化圏で物の序列や暦を表す際に使われる十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)の字が入っているが、二位や二番目を表す「乙」、三位・三番目を表す「丙」に対して、「庚」の字は七番目に相当する。そのため公式媒体では三女と説明されているが、実際には丙江と庚子の間に作中に登場しない兄姉が他に三人居た可能性がある。
何らかの理由で早世した事が考えられるが、当時の未成年の死亡率の高さを考えれば然程珍しい事ではないし、何より一族の因習はその確率をさらに高めるような内容である。