概要
『LOVE&DESTROY』とは、インティ・クリエイツ開発、ソニー・コンピュータエンタテインメントから1999年12月16日に発売されたプレイステーション用ゲームソフト。
アニメーションはプロダクションI.G、キャラクターデザインは桂正和氏が担当している。
ジャンルは恋愛アクションゲームで三人のヒロインのアンドロイド「Q-TRON(キュートロン)」からパートナーを選びロボットを操縦して敵である謎の破壊物体「ジャム」を撃破していく。
Q-TRONの選択回数、戦闘中の交流回数、戦闘訓練の結果などが好感度に影響しエンディングが決まる。
主な登場キャラクター
- 主人公
- ごく普通の高校生の少年だったが、ジャムの襲撃に巻き込まれバトルポットのパイロットとして選ばれる。破壊される運命である地球の未来を変えるため、未来から来たアンドロイドQ-TRON達と協力し戦っていく。
- ViVi(CV:本村真生)
- 二番目に作られたトライアルモデルのQ-TRONでアタッカーズのエース。彼女を選ぶと高機動のファイティングタイプにパワーアップしていく。荒っぽく男勝りの性格で主人公に対して攻撃的だが、姉妹的存在である二人のQ-TRONには優しい。ブランベースやバトルポットなど整備のエキスパート。
- LuLu(CV:柳瀬なつみ)
- 一番最初に作られたプロトモデルのQ-TRONで実戦経験が豊富。彼女を選ぶと重装甲のロングレンジタイプにパワーアップしていく。冷静沈着かつ真面目で無口な性格。Q-TRON達のまとめ役で長女的存在。 機体管制制御のエキスパート。
- KiKi(CV:吉住梢)
- 最新タイプのレイテストモデルのQ-TRONで実戦は未経験だが最新のテクノロジーで作られている。彼女を選ぶと滞空能力を持ったオールレンジタイプにパワーアップしていく。実戦経験が少ないせいか自信が持てず臆病で純真。三人の中で妹的存在。データ管理・プログラミングのエキスパート。
- エッグ(CV:高木渉)
- 卵に羽が生えたようなマスコットロボット。主人公の教育担当かつチーム全体のサポート。
登場兵器
- ブランベース
- 時空輸送装置が組み込まれた輸送機。Q-TRON・エッグの生活拠点。バトルポットを輸送・整備できる重要拠点で、身を隠すために光学迷彩システムが採用されている。
- バトルポット
- 有人型機動兵器。Sychoronized.Energy of.Emotive.Dynamicsを物質化したエネルギーを照射できる武装を持つS.E.E.D兵器。 オプションを装備していないプレーン状態で、腕部に採用されたS.E.E.Dバルカンが固定武装となっている。
- Vシルエット
- Q-TRON「ViVi」をナビゲーターにする事で強化されたバトルポット。エネルギーソード「ナイーブソード」と高機動力を活かした突撃戦法「トルネードアタック」による近接特化型。
- Lシルエット
- Q-TRON「LuLu」をナビゲーターにする事で強化されたバトルポット。誘導ミサイル「ハートホーミングミサイル」、攻撃距離の撃ち分け可能できる「プラトニックスプレッドボム」を活かした砲戦特化型。
- Kシルエット
- Q-TRON「KiKi」をナビゲーターにする事で強化されたバトルポット。中距離レーザー砲「パピーレーザー」、自動攻撃システム「プリティビット」と滞空能力を活かした空戦型。
敵
- ジャム
- 突如として現れた破壊生命体。破壊エネルギーや武器によるダメージを自分の栄養にし、分裂と増殖をする。
関連タグ
インティ・クリエイツ SCEI 桂正和 プロダクションI.G