『罪なき家族を地獄へ墜とし、薄汚い改ざんで罪から逃れようとは……』
「貴様が奪った幼き命は、あまりに重い。もはや生きる資格など、あろう筈がない!」
『計り知れない遺族の怒りを……悲しみを……兆倍の痛みに変えて、その体に刻み付ける!』
「言っただろう。控訴審だと…… 今回は下らんイカサマは通用せんぞ。お前、レコーダー改ざんツール買ってるじゃねぇか」
「こんな物を使っておきながら、何が無実だ。あとお前……クスリやって運転してたよな?」
「黙ってくれねぇか、永遠に……」
「図に乗るなよ。貴様が消えたところで影響などあるか! 流川!」
「お前はエリート国民なの?」
「じゃあ俺は?」
「流川くん、この下民を、エリートの私が殺します…… ヤシガニ、追加してください」→流川「はい! 理に叶っており、全く問題ないと思います!」
「『止めて』だと? テメェはブレーキ踏まなかったくせに、こっちに要求してんじゃあねぇ。ヤシガニのクソになれ」
対象
麻薬を打った状態で運転し、依頼人夫妻の子供を含む7人を車で殺傷し挙句ドライブレコーダーの改竄で罪を逃れ依頼者夫妻を嘲笑した若きエリート科学者の猪川に執行。
概要
発祥は西太平洋・インド洋の国々。
別述の猛獣刑の一種で、ヤシガニを使っている。ヤシガニは陸上最大(大きいサイズで体長40cm、体重4kgに迫る)の甲殻類で、植物も肉も食べる雑食性かつ、鋼鉄に匹敵する強度の鋏(挟む力がライオンの顎の力を超える)を持つ。なお、とある国では死者を葬る際に海辺の洞窟に死者を葬る風習があり、洞窟内に住むヤシガニが死体を食べ尽くす事で綺麗な骨になるという。
過程
劇中では手始めに罪人の両手足を縛ってドラム缶の中に入れ、罪人の歯を全てへし折った後にヤシガニ(寸胴2杯分)をドラム缶の中に大量に入れた。罪人は10分と経たずにヤシガニの鋏に肉体を挟まれて悲鳴を上げ、腹部の中にまでヤシガニが入るという結果となった。さすがに自身をエリートと名乗って罪から逃れようとしていた罪人も伊集院が自分よりエリートであったと主張したが、結果的に伊集院が流川に「この下民をエリートの私が殺します。ヤシガニ追加してください」と指示し、さらにヤシガニを寸胴1杯分追加され、罪人は止めてくれと懇願したものの「止めてだと? テメエはブレーキ踏まなかったくせにこっちに要求してんじゃあねえ。ヤシガニのクソになれ」と伊集院は一蹴。罪人は18時間後に内臓を貪られて絶命することになった。
余談
このヤシガニの調達は助手を務める流川が南の島に赴いて30匹を捕獲した。しかし調達の際に腕を噛まれたりしていた。ちなみに、ヤシガニの捕獲は地域によって禁止されているため、捕獲が可能な地域でこの拷問の執行後に調達した島に再び戻す約束で捕獲した。そのため拷問の準備を行う流川の「段取り大変過ぎた拷問ランキング」の3位にノミネートされた。
関連タグ
鳥葬→ヤシガニ責め→パワーアップ版串刺し刑