完全なる敗北

かんぜんなるはいぼく

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」の第19話のサブタイトル。看板に偽りなしで、ヒーローの衝撃的な完敗で終わり、次回に続く。

前後のストーリー

Back		Next
逆襲のVランサー	本話	不滅の救急魂

予告

緊急通報。

「この羽根は…」

「まさか！」

「爆弾！」

「そう、これはゲームなんだよ！」

「人の命は地球の未来、だろ？」

「ふざけやがって！」

「マトイさん達なら、きっと地球を守れる。」

「どうしたの？これが実力じゃないでしょ？」

「今本気を出させてやる！」

救急戦隊ゴーゴーファイブ第19話『完全なる敗北』

1999年7月4日放映

脚本:小林靖子監督:小中肇

冥王ジルフィーザは打倒ゴーゴーファイブに必勝を期して、冥界のデッキから3人の冥界魔闘士を召喚する。3人は街に現れ、その1人ジーンは遊んで倒すことを提案、街中に羽根が飛ばされた。

巽兄弟は1年前火災から救出した野崎由美が出産した息子、たつみの誕生日を祝って帰る途中、災魔出現を聞かされ、冥界魔闘士と干戈を交える。サイマ獣のいる所より深い闇から来た彼らはサイマ獣の比でない強さでゴーゴーファイブを圧倒する。

ゾードは5人が本気になるよう、日光を遮って羽根を爆発させ、日没までに自分達を倒さねば街は壊滅すると告げる。必死に立ち向かう5人だが、新装備ブイランサーも通じず、切り札のカラミティブレイカーを跳ね返されて自分達がダメージを負った。

遂に日没がきた。街中に火の手が上って、人々の悲鳴が木霊する。野崎親子の安否も分からず（実は由美は間一髪羽根を投げ捨てていたが、この時彼らが知る由もない）、雨の中巽兄弟は只嗚咽した…

Mission Incomplete