ドアル・クー

どあるくー

アイルランドに出現するという水棲の怪物（メイン画像はイメージ。ドアル・クーではなくノトサウルスを描いたもの）

概要

アイルランドに伝わる水の怪物の一種。

様々な地域に伝承されているが、マスク湖（Lough Mask）やグレネード湖（Glenade Lough）、スラヒーンズ湖（Sraheens Lough）が特に有名。

伝承によれば水棲で体の約半分が犬の見た目をしており、人や犬に対して非常に凶暴だという。

伝承ではカワウソのような姿で表現されることが多いが、見た目は特に一定しているわけではなく、Irish-Crocodile（アイリッシュクロコダイル:アイルランドのワニ）とも呼ばれるほか、ウナギのような見た目であるともいう。

このイギリスの水棲大型生物という点から、スコットランドに出るというネス湖の怪物ネッシーの幼体ではないかともいわれる。

UMAとしても知られ、1963年6月16日にマスク湖で二つの隆起を持ったウナギのような生物が目撃された。これが伝説のドアル・クーであったという。