ツール(Minecraft)
つーる
概要
Minecraftのサバイバル生活において、様々なアイテムを採取したり道を開拓するためのアイテムジャンルの一つ。そのほとんどが探索の手助けになり、一通り所持しておけばあらゆる状況に対応できるようになる。
木や石、鉄やダイヤなどの素材によって性能が変化し、その分早く作業を進めることができる。また、ブロックによっては適切な道具を使用しないと破壊に時間がかかるだけでなく、アイテム化しないので破壊自体が無駄になる事もある。
ブロック破壊に用いるツールや防具にはそれぞれ種類があり、木・革→石→チェーン→鉄→ダイヤモンド→ネザライトの順に性能がより優れたものになっていく。
金系ツールは特殊であり、ブロック次第でネザライト以上の採取の早さを誇るが、木同等の物しか採取できなかったり、木以下の耐久力しか無くすぐに壊れたりする。
尚、クリエイティブではどんなブロックでもワンパンで壊せるため、採取道具を用いるのは基本的にサバイバルでの話となる。
チェーン系装備は過去バージョンではクリエイティブ限定で何故かアイテムとして入手できる炎からクラフトできたが、現在は炎がコマンドを使っても入手できないので、防具鍛冶になった村人との取引や敵対Mobからのドロップでしか入手できなくなっている。
本作のやり込み要素の一つとも言えるネザライト系ツールは鍛治台を使わないと作成できず、ネザライトへ強化したいダイヤモンド系ツールに加えて「ネザライトインゴット」と「ネザライト強化の鍛治型」を鍛治台にセットする必要がある。
ネザライトインゴットと鍛治型は消費アイテムなのでネザライトへの強化に使えばなくなってしまうが、鍛治型の方はクラフトによって数を増やす事が可能。
本記事では耐久値が存在したり、エンチャントを付与できるアイテムを記載。
厳密にはジャンルが異なるが、便宜上として武器・防具系アイテムも本記事に記載する。
ツール一覧
道具
- ツルハシ
種類:木、石、鉄、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:棒×1、各種対応アイテム×2(ネザライト除く)
主に石系ブロックを始めとした多くのブロックを素早く破壊できる。
ゲーム中で最もよく使われるツールで、石系ブロックや鉱石ブロックはツルハシで破壊しないと何もドロップしない。
上位素材のツルハシはより早くブロックを壊せる他、特定の上位素材で作ったツルハシでないと採掘出来ないブロックも存在する。例えば、鉄鉱石は石以上のツルハシでしか採掘できず、ダイヤモンド鉱石は鉄以上のツルハシでしか採掘できず、そして古代の残骸(ネザライトの原料)はダイヤモンド以上のツルハシでしか採掘できない。
何気に攻撃力が高いので、剣や斧程ではないにせよ緊急時の武器としても利用できる。
- シャベル
種類:木、石、鉄、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:棒×2、各種対応アイテム×1(ネザライト除く)
草ブロックや土、砂や砂利など、地表を構成するブロックを素手より早く採取できる。勿論ランクが上がればより早く採取できる。
また、シャベルを土や草に対して「使用」する(PCの場合右クリック)する事で、土を均して土の道を作ることもできる。
また、幸運のエンチャントが付与されている時に砂利を破壊すると火打石のドロップ率が上がり、最大レベルだと確実に火打石が手に入る。
- 斧
種類:木、石、鉄、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:棒×2、各種対応アイテム×3(ネザライト除く)
木や木材を素手より早く伐採できる。ランクが上がれば上がるほどより早く伐採できる。また、原木等に対して使用(パソコンの場合右クリック)する事で樹皮を剥く事もできる。つるっとした滑らかで綺麗なテクスチャーになるため、フローリングのような見た目の床等に用いられる事も。
錆びた状態の銅系ブロックの錆を取り除く事ができる(錆止め状態が付与されている場合、その効果を取り除く)。
後述の剣より攻撃速度は劣るものの、一撃のダメージで剣を上回る(同じ素材ランクの場合)ので武器としての運用も可能で、攻撃力を上げる「鋭さ」のエンチャントも付与できる。そのため、序盤は剣を作る素材にも困る事が多く武器として使われる事が多い他、資材に困らなくなっても剣より斧を好んで用いるプレイヤーも割と多いのだとか。
邪悪な村人の一種であるヴィンディケーターも武器として装備しており、盾によるガードを無効化してくる。
- クワ
種類:木、石、鉄、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:棒×2、各種対応アイテム×2(ネザライト除く)
土系ブロックに使えば耕地に変化させ、農作物系のアイテムを植えられるようになる。
ちなみに耕地は近くに水が無いと乾いて元の土に戻ってしまうので、水辺に作るか、バケツで水を汲んで設置する必要がある。1マスの水源で保てる耕地の広さは、その1マスの水源を中心とした9×9の正方形の範囲、つまり最大で80マスなので、頭に入れておこう。
幸運のエンチャントが付与された状態で成長した農作物を破壊すれば、通常よりも多くのアイテムをドロップするようになる。
それ以外の使い道はないように思えるが、実はスカルク系ブロックや、ネザーに生えている真紅のキノコと歪んだキノコが巨木化した際に生成されるウォート系ブロック、そして木の葉ブロックを破壊するのに適しているという意外な特徴がある。
- 釣竿
クラフト材料:糸×2、棒×3
魚を釣るのに必要なツール。
水源さえあればどこでも釣りができ、時々魚以外のアイテムが釣れる事もある。
また、Mobにルアーを当てて強引にこちらへ引っ張る事もできる。
- ニンジン付きの棒
クラフト材料:釣竿×1、ニンジン×1
ブタは鞍を装備させる事はできるものの、行動を制御する事ができない。しかし、このツールを持っていれば進みたい方向にブタを誘導する事ができるようになる。また、ブタに乗っている最中に使用すれば耐久力を消費して高速で移動させる事も可能。
- 歪んだキノコ付きの棒
クラフト材料:釣竿×1、歪んだキノコ×1
ニンジン付きの棒のネザーバージョンとも言えるツールで、こちらは鞍を装備したストライダーの動きが制御できる。こちらも同様に耐久力を消費して高速移動をさせられる。
- ハサミ
クラフト材料:鉄インゴット×2
ヒツジの毛を刈り取って羊毛ブロックを入手したり、カボチャに使って「くり抜かれたカボチャ」に変化させられる。他にもクモの巣や葉っぱブロックを破壊した際にアイテム化できたり、蜜が溜まったハチの巣や養蜂箱に使えばハニカムが入手できる。
さらに、昆布やグロウベリーのツタの先端に使えば成長を止められ、設置したトリップワイヤーフックに使えば糸を切ってトラップを解除できたりと、使える場面は多い。
- 火打石と打ち金
クラフト材料:火打石×1、鉄インゴット×1
ターゲットにしたマスに着火でき、炎を意図的に発生させられる。ここから発展させて、Mobを炎で間接的に攻撃できる。ウシやニワトリといった家畜系の友好Mobやサケ、タラは燃焼状態のまま死亡すると焼いた状態の食料をドロップするので、サバイバル生活においては何かと役に立つ。
他にもTNTやクリーパーに使用すれば即座に爆発を起こせるし、特定の形に積み重ねた黒曜石に着火させればネザーゲートが開く。
- ブラシ
クラフト材料:棒×1、銅インゴット×1、羽×1
Ver1.20で実装されたツール。
怪しげな砂、怪しげな砂利に一定時間使用すれば、中に埋もれているアイテムを入手できる。
また、Ver1.21より実装のアルマジロから「アルマジロの甲羅」を即座に入手できるが、耐久値が大幅に減少する。
武器
- 剣
種類:木、石、鉄、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:棒×1、各種対応アイテム×2(ネザライト除く)
接近戦でモンスターと戦うための武器。エンチャント(後述)の中でMobのドロップが増加する効果のものは剣にしかつけられないため、他の攻撃手段を備えるようになっても尚使う機会は多い。
純粋な武器としての運用が主な使い方だが、実は竹とクモの巣の破壊に適性があるツールでもある(しかし、クリエイティブモードでは持っているとブロックを壊せなくなる)。
JAVA版限定で範囲攻撃が可能で、攻撃の合間にクールダウンが発生する。
以前のバージョンでは右クリックで敵からの攻撃をガードすることができたが、後に追加された「盾」との兼ね合いからかこの仕様は削除された。盾とは剣本体の耐久値を消費しない点とダメージ自体は半減で受ける点が異なる。
- 弓
クラフト材料:棒×3、糸×3
遠くにいるモンスターを攻撃するための武器の中では最も作りやすい武器。使うには別途で「矢」が必要。
基本的には、継続して戦うには矢が大量に必要だが、エンチャント次第では矢が1本でも無尽蔵に射撃する事もできるようになる。
また、スケルトンが主にこれを装備しており、倒した時に弓と矢をドロップする事がある。
- クロスボウ
クラフト材料:鉄インゴット×1、トリップワイヤーフック×1、糸×2、棒×3
ヴィレッジ・アンド・ピレッジ(バージョン1.14系)にて追加された武器で、矢の他に花火を撃ち出すことも可能。
弓の最大引き絞りよりも長い時間がかかる装填作業が必要となるが、一度装填してしまえば他のアイテムに持ち替えても発射可能な状態を維持できるので他のアイテムから持ち替えて即発射したり、複数のクロスボウを装填状態で用意して持ち替えつつ連続で発射する、といった事も可能。
のエンチャント次第では、1本の矢で複数のMobを貫通したり、3本の矢を同時に発射する事もでき、特に貫通は進捗の達成に欠かせない。
ピリジャーやピグリンが装備している武器でもあり、倒した際にドロップする事がある。
- 矢
クラフト材料:羽根×1、棒×1、火打石×1
先述の弓やクロスボウを使うのに必要な武器。クラフトによっても入手可能だが、スケルトンを倒すと高確率でドロップする。Mobに当たらなかった場合は落ちている矢に近づくことで回収可能(敵mobの放った矢は回収できない)。ディスペンサーに仕込んで発射することも可能。
また、コンバット・アップデート(バージョン1.9)にてポーションの効果を付与できるようになった他、Java版限定で当たったmobがブロック越しでも見えるようになる「光の矢」もクラフト可能になった。
- トライデント
クラフト材料:なし(ドロップ限定)
ドラウンド(溺死ゾンビ)から低確率でドロップする武器。アップデート・アクアティック(バージョン1.13系)にて追加実装された。
ネザライトの剣に並ぶ威力に加え、接近攻撃と投擲による遠隔攻撃の両方が可能(投げた場合は再度拾う必要があるが、こちらも後述のエンチャントによって自動で手元に帰ってくるようにできる)。
また、弓矢や後述のクロスボウとは異なり、水中でも距離減衰する事無く遠隔攻撃が容易に行えるのが特徴で、海底神殿の攻略を容易にするには欠かせない武器である。
クラフト不可かつ入手方法がドラウンドからのドロップしかなく、剣より攻撃速度が遅いのが難点。あと、つけられるエンチャント(後述)の中で与えるダメージに影響する種類のものは水生生物に対して有効なものしかつけられず、全てのMobに有効ではないのも少し弱いか。
防具
- ヘルメット
種類:革、鉄、チェーン、金、ダイヤモンド、ネザライト、カメの甲羅
クラフト材料:各種対応アイテム×5(ネザライト除く)
頭に装備する防具で、水中での作業に適したエンチャントを付けられる特徴がある。
カメの甲羅はデフォルトで10秒間の水中呼吸の効果がある。
- チェストプレート
種類:革、鉄、チェーン、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:各種対応アイテム×7(ネザライト除く)
防具の一つで、こちらは胴体に装備する。
これと言った専用の特徴はないが、防御力の底上げには必須となる。
- レギンス
種類:革、鉄、チェーン、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:各種対応アイテム×7(ネザライト除く)
こちらは脚に装備する防具。この防具にのみ付与できるエンチャントとして「スニーク速度上昇」が存在する。
- ブーツ
種類:革、鉄、チェーン、金、ダイヤモンド、ネザライト
クラフト材料:各種対応アイテム×4(ネザライト除く)
こちらは足に装備する防具。
この防具にのみ付与できるエンチャントとして、氷を生成しながら水上を移動する「氷渡り」と、本来なら移動速度が落ちるソウルサンドの上で移動速度が上昇する「ソウルスピード」が存在する。
- 盾
クラフト材料:鉄インゴット×1、板材×6
一部を除く攻撃をガードできる。
使い方は装備後にJAVA版だと右クリック、統合版だとスニーク状態で構える。
後のアップデートで、旗を使って装飾できるようにもなった。
その他
- くり抜かれたカボチャ
クラフト材料:なし(後述)
カボチャにハサミを使用するとこのブロックに変化し、同時にカボチャの種もドロップする。
ゴーレム系Mobの生成が可能だが、ヘルメットとして頭に被る事もでき、被っている間は視界に制限が掛かる代わりにエンダーマンの顔を直視しても襲われなくなる。
エンチャントの付与は可能だが、呪い系エンチャントしか付与できない。
- Mobの頭
クラフト材料:なし(ドロップ・探索で入手)
特定のMobが帯電クリーパーの爆発で死亡した際にドロップする事がある他、一部は通常ドロップしたりマップ上に自然生成で設置されている。
通常プレイではクリーパー、スケルトン、ウィザースケルトン、ゾンビ、ピグリン、エンダードラゴンの6種類が存在し、さらにクリエイティブ限定でスティーブの頭も入手できる。JAVA版では、コマンドを使えば他のプレイヤーの頭も入手できる。
頭に被る事が可能で、それぞれ対応するMobに気付かれにくくなる。ただし、くり抜かれたカボチャとは違ってエンダーマンの顔を見ると普通に襲われる。
その他の用途としては、ピグリンとドラゴンの頭はレッドストーン信号を送ると口や耳が可動する。特に意味はないが。
また、ウィザースケルトンの頭は隠しボスのウィザーを召喚するのに必要。
くり抜かれたカボチャ同様にエンチャントの付与も可能だが、こちらも呪い系エンチャントしか付与できないのであまり意味がない。
クラフト材料:なし(探索で入手)
エンドシティにあるエンドシップの額縁に入れられているアイテムで、装備すれば空を飛べる。
詳細はリンク先を参照。