概要
宇宙世紀0200年代において、地球連邦軍、及びマハで採用されている主力MM(マンマシーン)。
ジムから連なる歴代の連邦軍量産機であるRGM系列MSに相当するマンマシーンで、全く新しいコンセプトに基づいた新世代の量産機として開発された。
が、RGMの名を継いでいない。
連邦製量産機の特徴であるゴーグルバイザーを採用している事から、歴代のRGMシリーズを連想させるが全体的に丸みを帯びている。
角張ったデザインが特徴的な連邦系とは異なる「新世代」の存在である事が分かりやすい外見をしている。
これにはコックピットブロックが球体で構成されており、それに合わせて動力部と装甲をレイアウトした結果だと言う。
コックピットには全周囲視覚モニターを採用されており、情報投影用のHUDは見やすいよう、工夫が施されている。
操縦性は技術的に完成されており、信頼性の高いリニアシート方式だが、合理化が徹底されたシンプルな設計になった。
ガウッサはどこの組織が開発したのかは一切語られていないが、連邦軍が「あらゆる局面において充分な性能を発揮し、安価な全領域型の汎用兵器」という量産機には難しい提案を開発陣に出したと伝えられている。
この注文を受注した開発スタッフは「用途で使い分ける多数のオプションを同時に開発し、機体はそれらオプションのコアにする」というコンセプトを掲げた。
スタッフの発案によって、ガウッサには当初から多数のオプションを同時開発することになり、「全領域型汎用兵器システム」と呼べる兵器が完成。
このような設計思想でガウッサを開発した結果、開発費は予想外に高騰する結果になったが、多数のオプション兵装を用意した事で様々な用途に従来の専用機レベルの性能で対応できる兵器が完成し、結果的には極めてコストパフォーマンスの高い量産機に仕上がった。
オプションのシステム化によって無秩序に多種多様化した武装やS.F.Sを初めとする支援用周辺機器類の統合や合理化に成功し、運用コストも軽減することに成功。
宇宙世紀0200年代に広く普及したガウッサだが、連邦及びマハの敵対組織であるメタトロン機関の高級機には劣っていた。
この事から、マハはブロン・テクスターやギッズ・ギースと言った高性能量産機を開発した事により、量産機としても旧式化していった。
余談だが、本編と近い時代の地球連邦軍の量産機として後に『G-SAVIOUR』において、
『ガイア・ギア』と『G-SAVIOUR』は現状ではパラレル的関係にある為、深く考える必要はないと思われる。
機体データ
型式番号 | UM-190A |
---|---|
所属 | 地球連邦軍、マハ |
建造 | 地球連邦軍? |
生産形態 | 量産機 |
頭頂高 | 19.8m |
本体重量 | 24.8t |
全備重量 | 40.1t |
ジェネレーター出力 | 4,120kw |
スラスター推進力 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明(B.I仕様は1,850m) |
装甲材質 | ガンダリウム・コンポジット |
関連タグ
ハイザック:同じようなポジション