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ガウッサ

がうっさ

ガウッサは、小説『ガイア・ギア』に登場する架空の人型兵器「マン・マシーン」。
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機体データ編集

型式番号UM-190A
所属地球連邦軍マハ
建造地球連邦軍?
生産形態量産機
頭頂高19.8m
本体重量24.8t
全備重量40.1t
ジェネレーター出力4,120kW
スラスター推力不明(B.I型は4,680kg)
センサー有効半径不明(B.I型は1,850m)
装甲材質ガンダリウム・コンポジット
固定武装ビームライフル、サンド・バレル×2、シールド、他

概要編集

型式番号UM-190

宇宙世紀0200年代において、地球連邦軍、及びマハで採用されている主力マン・マシーン(MM)。

ジムから連なる連邦軍の量産機である歴代のRGM系列のモビルスーツ(MS)に相当するMMで、全く新しいコンセプトに基づいた新世代の量産機として開発された。が、RGMの名を継いではいない。

連邦製量産機の特徴であるゴーグルバイザーを採用している事も歴代のRGMシリーズを連想させるが、全体的に丸みを帯びており、角張ったデザインが特徴的な連邦系とは異なる「新世代」の存在である事が分かりやすい外見をしている。

これにはコックピットブロックが球体で構成されており、それに合わせて動力部と装甲をレイアウトした結果だという。

コックピットには全周囲視覚モニターが採用されており、情報投影用のHUDには見やすいように工夫が施されている。

操縦性は技術的に完成されており、信頼性の高いリニアシート方式だが、合理化が徹底されたシンプルな設計になった。


どこの組織がガウッサを開発したのかは一切語られていないが、連邦軍が「あらゆる局面において充分な性能を発揮し、安価な全領域型の汎用兵器」という量産機には難しい提案を開発陣に出したと伝えられている。

この注文を受注した開発スタッフは「用途で使い分ける多数のオプションを同時に開発し、機体はそれらオプションのコアにする」というコンセプトを掲げた。

スタッフの発案によって、ガウッサ開発に際しては当初から多数のオプションを同時開発することになり、「全領域型汎用兵器システム」と呼べる兵器が完成。

このような設計思想で開発された結果、開発費は予想外に高騰する結果になったが、多数のオプション兵装を用意した事で様々な用途に従来の専用機レベルの性能で対応できる兵器が完成し、結果的には極めてコストパフォーマンスの高い量産機に仕上がった。

武装のみならず、大気圏内用ミノフスキー・ドライブユニットやロングレンジ・ドライブユニットといった、サブフライトシステム(S.F.S)の機能を代替するオプションも用意されており、これらのオプションのシステム化によって無秩序に多種多様化した武装やS.F.Sを初めとする支援用周辺機器類の統合や合理化、運用コストの軽減に成功している。


宇宙世紀0200年代に普及したガウッサだが、連邦及びマハの敵対組織であるメタトロン機関の高級機には劣っていた。

この事から、マハがブロン・テクスターギッズ・ギースといった高性能量産機を開発した事により、量産機としても旧式化していった。


バリエーション編集

ガウッサ性能向上型編集

型式番号UM-190B.Ⅱ

雑誌企画『ガイア・ギア2D&3Dファイル』に登場。

初期型であるUM-190A、アビオニクスを更新したUM-190B.Ⅰを経て、メタトロンなどの反連邦勢力へ対抗すべくさらなる性能強化が図られたガウッサの発展型。

駆動系の改善のために脚部が、推力などの強化のためにバックパックがそれぞれ新型のものに換装され、ジェネレーター出力も引き上げられた。また、アビオニクスも再更新を受けている。

武装面では新たにコンデンサー内蔵式のメガ・ビームランチャーが用意され、ハイ・メガ・キャノンに比肩する火力がもたらされた。


余談編集

本編と近い時代の地球連邦軍の量産機として、後にドラマ『G-SAVIOUR』においてフリーダムという量産型MSが登場している。

『ガイア・ギア』と『G-SAVIOUR』は現状ではパラレル的な関係にある為、両機の関係性を深く考える必要はないと思われる。


関連タグ編集

ガイア・ギア マンマシーン

マンハンティング部局


ジム(MS)ハイザック:過去の地球連邦軍における同じようなポジションのMS。

ブグ:ガウッサより後の時代の量産型MSで、こちらは健全さの欠けたMMと違って当たり前の兵器として作られたMSである。

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