埋れ木真吾
うもれぎしんご
CV:三田ゆう子
概要
悪魔やオカルトに造詣が深い小学5年生の少年。歴代悪魔くんとは異なり赤いシャツを愛用。漫画版とアニメ版とで設定が異なる。
- 漫画版『最新版悪魔くん』
幼稚園の入園前に博士課程を1ダース程度修了しており、日本古来の呪術をアレンジする形で独自の魔法陣を編み出すなど、総合的な実力の高さを見せる。
- アニメ版
学業などに対していい加減な部分を持つなど、一見するとどこにでもいる普通の少年なのだが、その本領は戦いの中で追い詰められた時などに発揮される。メンタルの強さがどう見ても少年のそれではなく、時に敵をそれだけで恐怖させる事もある。魔界の『見えない学校』の校長・ファウストによると彼こそが、「一万年に一人現れ、世界を天国のような場所にすることができる救世主」。
家族構成
父・茂、母・コハル、妹・エツ子の4人家族。父の茂はデビューした20年前は「天才」とまで言われた程の期待の新人だったそうだが、現在は売れない漫画家生活を送っている(この辺の設定は、裕福な家庭に育つ他の「悪魔くん」と異なるところである)。
装備品
アイテムとしてソロモンの笛(『最新版』では悪魔くんと12使徒の力を引き出すのが真の用法)の他、魔界のタロットカード(占いの他、手裏剣としても使用)や唐草模様のマント(漫画版では飛行用、アニメでは防具)を所持。
令和版では
三十数年後、義理の息子の“一郎”が2代目の座を受け継ぐも、出自も含め特殊な運命を辿る事になる。
自身は第1話のラストで登場し、一郎とメフィスト3世の危機を救った。前作から何十年以上も『見えない学校』に常駐しているらしく、外見は小学生の頃から全く変わっていない(魔界と人間界では時間の流れが異なるため。なおこの辺りは、エツ子と結婚し人間界で暮らしているため普通に成長しているメフィスト2世とは対極的となっている)。
装備品もほぼ変わっていない様だが、マントは平成版で着用していた唐草模様の物ではなくファウストが着用していたローブ状のマントに変わっており、更にファウストが愛用していた杖も携えている(本人曰く「ファウスト博士の志を継いだ証」)。
一郎の事は血の繋がりなど関係無く親としてちゃんと愛しているが、当の一郎本人の難解な性格に加え最近は反抗期気味なのか、彼からは「クソ親父」呼ばわりされている。また親子水入らずの時間を作ろうと時折画策しているが、それも上手くいった試しが無い模様。