CV:古川登志夫
概要
2代目悪魔くんこと埋れ木一郎の相棒。そして、メフィスト2世と埋れ木エツ子との間に生まれた子供である(そのため一郎とは義理の従兄弟でもある)。
人物
拠点の『千年王国研究所』では主に家事全般と接客、経理などを担当している。立場的には所長である筈の一郎が基本的に自身が興味を抱いた依頼しか引き受けない(そのため、家賃が滞納状態となっているのが3世の悩みの種の1つとなっている)のに加え、高飛車かつデリカシーに欠けるなどコミニュケーション能力に極めて難があり、そして生活能力はほぼ皆無(偏食・欠食・放っておけば昼夜を問わず読書に没頭するなど)なため、実質研究所を回しているのは3世と言っても過言では無い。
そんな一郎に戸惑い振り回されつつも結局は世話を焼くなど、性格はお人好しかつ情に厚い。更に喜怒哀楽も激しく良識も持ち合わせているなど、まさに一郎とは対極的であるが故に彼との口喧嘩や衝突は絶えないが、そのぶつかり合いが他者に心を開かない一郎の心の成長を促す鍵となっている。
時に一郎の自分勝手さに愛想を尽かす発言をしながらも、彼のピンチには懸命に助けようとするなど、何だかんだで互いを大切に思っている良きコンビである。
両親の事は「パパ」「ママ」と呼んでおり、家族仲は至って良好。伯父の真吾とも仲は良い様で、第2話の冒頭では真吾に悪態を吐く一郎を窘めている。
能力
父と同じく『稲妻電撃』や『絶対零度』などの多彩な技を使える。更に一郎の魔法陣の力を借りてバフを行える(その際には、2世と同じく頭頂部から角が生える)が、元々の魔力自体が弱いため相手を倒しきれない場合が多い。これは悪魔と人間とのハーフである事が原因だという事が作中で語られている。
しかし、悪魔の力が完全に目覚めてしまえば人間の理性では制御が出来ず暴走してしまう危険性を孕んでいる事が最終話にて本人の口から語られ、現に終盤近くではストロファイアに致命傷を負わされた事をきっかけに覚醒・暴走してしまっている。
なおその際には完全な人外の姿と化しており(下部画像参照)、更に半悪魔の時には足止め程度の威力にしかならなかった『絶対零度』で百目とこうもり猫を一瞬で氷漬けにするなど、戦闘力も格段に上がっている。
余談
- 担当声優の古川氏は、『悪魔くん』と『令和悪魔くん』においてメフィスト2世と3世という親子の両方を演じており、鬼太郎と目玉おやじを演じた野沢雅子氏に通じる部分もある。また氏は6期鬼太郎におけるねずみ男を演じてもいるが、奇しくも両者には人間と人外の混血という共通点がある。
- このキャラクターについては11月27日の【ゲゲゲ忌2021・悪魔くんスペシャルデー】で、「今回作られるのは『平成悪魔くん』から地続きとされる続編であり、メフィスト3世はメフィスト2世と埋れ木エツ子が結婚して生まれた子供である」と製作陣から解説されていた。
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前作に登場した12使徒の一員で、同じく片親が人間の半悪魔(こちらは父親が人間)。しかし彼女の場合は、戦闘力は12使徒の中でもトップレベルを誇る。