悪いなのび太、この概要は三人用なんだ
アニメ「ドラえもん」にて使用されている有名なBGM。ドラえもんの声優が大山のぶ代だった、いわゆる「のぶドラ」時代に使用、作中では骨川スネ夫が自慢話をするときに必ずと言っていい程用いられていた。
作曲者は菊池俊輔であり、「スネ夫が自慢話をするときに流れている曲」という名称自体は、2008年にYouTube及びニコニコ動画に投稿された転載動画のタイトルがネット上で拡散されたものである。実は正式なタイトルはスネ夫は関係なく、「ドラえも〜ん!」という。2017年に「菊池俊輔音楽祭」という演奏会が開催された際、便宜上のタイトルとして『スネ夫の自慢話テーマ』『スネ夫のテーマ』という名称が使われた。
深夜番組アメトーークでの企画「スネ夫憎めない芸人」でも、スネ夫の専用BGMとして紹介された。
上記YouTube及びニコニコ動画へは「スネ夫が自慢話をするときに流れている曲」のアレンジ作品や、「スネ夫が自慢話をするときに流れている曲」の音源を用いたMAD作品が沢山投稿され、一大ジャンルを形成している。
アレンジ・MAD動画の作例
謎
メイン画像にもあるようにこのBGMが使用されている動画はドラえもんたちがシンガポールでタケコプターを付けて飛んでいるというよくよく考えたら意味がわからないものになっている。
それだけならまだしも出典も不明であり、2020年以降日夜有志によって検証されているが、現在まで解明できていない。
ひとつだけ分かっているのはこの画像の右下には「NEWSIS」という韓国の映像会社のロゴがあり、この画像がいったんネット上で韓国を経由しているということ。2006年に韓国のアニメ専門チャンネルChamp TVにより「ドラえもん 36時間連続放送」が行われており、ドラえもん公式サイトが同じ壁紙を過去に民間に配布した際にNEWSISの報道でこの画像が使用されたものと推測されている。
また、マーライオンは2002年にイラストの場所から移転しているほか、しずかちゃんのデザインが通称「虚無しずかちゃん」と言われるもので1990~2000年に描かれたイラストの可能性がある。
余談
- この曲そのものを擬人化した新加ポルというキャラクターが有志によって作られている。才能の無駄遣いにもほどがある。
- 「世にも奇妙な物語 ‘22夏の特別編」内のエピソード「メロディに乗せて」でこの音楽が使用された。