カードとしての能力
水/火/自然文明 (8)
クリーチャー：ディスペクター/アウトレイジMAX/ジ・アンサー 15000
EXライフ
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からコストの合計が9以下になるよう、多色クリーチャーを好きな数選び、出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。
概要
DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」で登場した武闘将軍カツキングと伝説の正体ギュウジン丸との電融のディスペクター。そして、禁断竜王Vol-Val-8に電融王の座を簒奪されてしまった元電融王。カツキングの胴体とギュウジン丸の頭ではなく、カツキングの頭とギュウジン丸の胴体という互いの長所を活かせないような組み合わせに、本人のフレーバーテキストにも「我欲に溺れたその姿。もう、才気も将器もない」という感じで酷評されている。
ディスペクター特有のEXライフ持ちで場持ちも良く、場に出たとき山札の上4枚から多色のクリーチャーを合計が9以下になるように出せる能力を持つ。この多色コスト9以下には、禁時混成王 ドキンダンテXXIIや禁断竜王 Vol-Val-8などフィニッシャー級なクリーチャーも多い。玉座奪われる要因を作ったドキンダンテや奪った張本人のVol-Val-8も出せる点は皮肉と言えよう。また、自身も踏み倒し範囲に入ってるため、自身を1体出すことで最大自身を4体展開するといった芸当が可能。このクリーチャーはコスト8なので、襲来、鬼札王国!や灰燼と天門の儀式などではギリギリ手が届かなかった9コスト帯をこのクリーチャーを経由することでそれらのクリーチャーに出せるようになった。また、種族のアウトレイジには踏み倒し手段も多く、特に種族アウトレイジのこのクリーチャーを踏み倒せて色も合う戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」とは相性がいい。
背景ストーリーでは、禁時混成王 ドキンダンテXXIIが死の間際に放った禁時王秘伝エンドオブランドで時空に穴を開けたせいで、その時空の穴から禁断竜王 Vol-Val-8が到来した事により『電融王』の座を奪われてしまい、龍魂珠からのコントロールから外れ、我欲のままに暴走し始めた。その後、テスタ・ロッサがカツキングの魂を救うべく暴走したギュカウツ・マグルと戦い、テスタ・ロッサの魂の炎が突き刺さると、電融していたところからバラバラとなり、「無法王」の魂は超獣王来烈伝へと還った。
また、アニメでは登場しなかったが、原作漫画でジェンドルが切札ジョーとの最終決戦で使用する形で登場。ご丁寧にもカツドン本人がディスペクター化されることで生み出されており、ジョーをデュエルでも精神でも追い詰めたが、未来王龍モモキングJOの連続攻撃で破壊され、ジェンドルが敗北・消滅した後はカツドンは無事に元に戻っていた。
