概要
ギュウジン丸とはDMR-20に収録された水文明初、非進化初のレジェンドカードである。
カードとしての能力
水文明 マナコスト:71 パワー:71000
クリーチャー 種族:ジ・アンサー
天才シンパシー:水のクリーチャー(このクリーチャーの召喚コストは、バトルゾーンにある自分の水のクリーチャー1体につき10少なくなる。ただしコストは0以下にならない)
ワールド・ブレイカー
このクリーチャーが召喚されてバトルゾーンに出た時、相手は自身のクリーチャーをすべて山札に加えてシャッフルする。相手がこうして6体以上山札に加えたなら、自分はゲームに勝つ。
※原版カード文から抜粋。
最大の特徴は召喚されて場に出た時に相手のクリーチャーをすべて問答無用で山札送りにし、さらに巻き込んだクリーチャーの数が6体以上なら即エクストラウィンが発動する所である。
大量展開を勝ち筋とするデッキ相手に出せれば、それだけで勝負が決まってしまう事もありうる。この手のカードの天敵の一つである不敗のダイハード・リュウセイなどの勝利そのものを阻止できるクリーチャーも、能力発動前に山札送りにしてしまう。
またエクストラウィンを達成できずともパワー71000のワールド・ブレイカーであるため普通に攻撃するだけでも勝利できるほどの大きさである。
71というサイキック・クリーチャー顔負けのコストを持ってはいるが、持ち前の能力:天才シンパシーによって場の自分の水のクリーチャー1体につき10少なくなるため7体あればたったの1コストで出す事が可能。
山札送りとエクストラウィンが発動する能力は召喚でないと発動しないため、通常のコスト踏み倒しで出すと巨大なワールド・ブレイカー持ちが出るだけで終わってしまうが同じDMR-20に収録されている呪文:イッツ・ショータイムで召喚すれば能力発動もできる。
背景ストーリー
革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!にて初登場。(正体不明として存在をほのめかされてはいた。)
革命編における全ての元凶。
天才が世界を支配する事は当たり前であるという考えを持つ天才科学者であったが、革命編が始まる遥か昔にその天才的な頭脳を危惧されてランド大陸を追放されたものの、
その後海底都市で長年に渡り世界征服を企んでいた。
侵略者を増やし、伝説の禁断 ドキンダムXの封印を解いたのも全てこいつの仕業である。
ミラクル・ミラダンテと革命軍の前に正体を明かした彼はすぐに戦線に立つことはせず、感染した者は無条件で革命軍を裏切るようになる最終侵略ウイルスをばら撒き、革命軍を同士討ちさせるという卑劣極まりない手段で革命軍を崩していった。その後、壁の雪山に行き、またしても最終侵略ウイルスをばら撒くも、ドギラゴンとミラダンテが発動した完全防御革命により、最終侵略ウイルスを防がれてしまう。
その後は戦おうとするも自分が封印を解いたドキンダムXの槍に貫かれ、そのまま死んでしまうという自業自得の最期を迎えた。
その後発売されたアルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスターの天災デドダムのフレーバーテキストにおいて彼も禁断の力を危険視していることが明かされた。
S級侵略者のS級不死デッドゾーン、S級宇宙アダムスキー、S級原始サンマッドを合体させて生み出したSSS級天災デッドダムドで禁断を支配下に置こうとしていたが完成前にギュウジン丸が死亡したためこの計画が日の目を終ぞ見ることはなかったのであった。
また、彼の使っていた研究室が禁断の力に触れD2フィールドとなりそこでは第2の禁断として禁断機関VV-8が復活している。
王来篇では超獣王来烈伝で「無法王」の武闘将軍カツキングと合成され、「電融」のディスペクターの王勝災電融王ギュカウツ・マグルとなった。
デュエル・マスターズ_プレイス
カードの方は以下の調整されたうえで「DMPP-27 禁断伝説 -DISASTER OF X-」に収録された。
水文明 マナコスト:51 パワー:51000
クリーチャー 種族:ジ・アンサー
天才シンパシー:水のクリーチャー
ワールド・ブレイカー
召喚によってバトルゾーンに出た時、相手は自身のクリーチャーをすべて山札に加えてシャッフルする。相手がこうして6体以上山札に加えたなら、自分はゲームに勝つ。
コストが20、パワーが20000減少された。
デュエプレでは場に出せるエレメントが7つまでの関係で、コストが71のままだと1マナ召喚が不可能なために変更されたのだと考えられる。
こちらでの背景ストーリーでは燃える革命ドギラゴンとボルシャック・ドギラゴンに倒される形に変更されている。
人物像
「時間は有限だ。手早く済まそう。」
メインストーリー26章にて、S級クリーチャーであるS級不死デッドゾーン、S級原始サンマッド、S級宇宙アダムスキーと共に擬人化して先行登場。
姿は概ねオリジナルの要素を取り入れつつ、正に悪の科学者な初老の男性のような姿をしている。
ボイスでは小物感満載な感じとなっていたが、メインストーリーにおいての彼はニヒルな口調で「世界は天才によって管理されるべき。」という目的で世界を支配しようと目論むマッドサイエンティスト。
侵略者サイドのリーダーとして26章から続く黒幕。
自身を天才と称するだけあって、侵略者たちを言葉巧みに動かし、革命軍をあっさり窮地に追い込む知略や計画性の高さ、禁断機関VV-8とオリジンの力を利用して未来を観測した結果、赤城山バサラとNo.2を騙し、バサラを禁断の器に利用し禁断の星を降臨させようとするなど非常に狡猾。
仲間である侵略者たちの地震の手駒としてでしか思っておらず利用価値なしと判断したデッドゾーンを顔色一つ変えずに切り捨てる冷酷さも持ち合わせているほか主人公たちから「悪」と称されても最高の褒め言葉として受け取るなどナルシストな一面も。
また、自身に想定外の出来事が起こっても多少驚く程度で極度に取り乱すことなく計画を円滑に進め、禁断の星によって世界が滅ぼされても自身の計画通りと言わんばかりに余裕を見せ、その狂気っぷりにはあの邪藩牛次郎や寄成ギョウからもドン引きされるなど、悪役としての格が非常に上がっている。
背景ストーリーでは不遇な扱いであったがこのメインストーリーで見事にそのイメージを払拭できたといえよう。
その他
そのカラーリングやロボットのような外観から、元ネタは「魔神英雄伝ワタル」の「龍神丸」であると思われる。
ちなみ龍神丸本人もコラボカードとしてデュエマに登場している。
関連タグ
伝説の禁断 ドキンダムX 禁断機関VV-8 龍覇ザ=デッドマン
勝災電融王ギュカウツ・マグル:彼と武闘将軍カツキングのディスペクター
デュエプレにおける関連タグ
マッドサイエンティスト ナルシスト 全ての元凶 純粋悪 絶対悪