CV:福島潤
概要
デュエル・マスターズVSRおよびVSRFに登場するライバル(敵)キャラクター
人気遊園地「デュエマーランド」を本拠地とする侵略者たちの1人。
かなりのスピード狂であり世界から速度制限をなくすのが目的。
彼がスピードにこだわるのは憧れであったバイクレーサーの父が周回遅れの選手と事故を起こし搬送する救急車が病院に着く前に死亡してしまったため。
使用デッキ
火文明の侵略者デッキを使用。プレイスタイルもスピード重視で3ターンキルを基本スタイルとする。また相手の長考も嫌う。切り札は《轟く侵略 レッドゾーン》。
後にデュエマーランド地下に封印された「禁断」のカード、その真の姿である《伝説の禁断 ドキンダムX》を手に入れた際にスピードに拘らないワンショットキルにプレイスタイルを変更、その姿は対戦相手のルシファーに「スピードに拘っているだけの男ではない」と言わしめた。
VSRFからは火闇の多色デッキになり、D2フィールドを展開して一気にドキンダムXを解放するミッドレンジ寄りのデッキに変更。ドキンダムXを失った後は、ブラックアウトを軸にした侵略ZEROデッキを使用。
終盤からは、ドキンダムXの上位にあたる終焉の禁断ドルマゲドンXを切札にしたイニシャルズデッキを使用。
最終決戦後、勝太の息子である切札ジョーとのデュエマでは、レッドゾーンとブラックアウトを切札に添えた火闇の速攻デッキを使用。
本編
デュエマウスに見せられた甲子園で戦うルシファーの姿に憧れを抱きデュエリストとなる。
その後、VSR22話でルシファーに決闘を申し込むが返り討ちに合い、父親の形見であるバイクをなくしてしまう。
それから力を欲するあまり、VSR28話では封印されていた禁断カードに手を出す。このとき本人は知らなかったが、禁断カードはデュエマに敗北するとその使用者は死ぬという代物であった。
しかし、自分を顧みない危険な戦いを求めるバサラは禁断カードを使い続け、その片腕は人ではないものへと変形していった。VSR30話では、禁断の力によってかつて敗れたルシファーとのデュエマに勝利した。
VSR44話では、リストラされた挙句、ドキンダムXとレッドゾーンを奪われた復讐として社長を撃破。その後は、バサラがデュエマーランドで活動していた裏で親友のNo.2がメンバーを集めていた組織「レアキラーズ」のボスに君臨し、レアカードを狩ってはドキンダムXに貢いでいる。
VSRF21〜22話にわたるルシファーとのデュエマの中で父親を失ってからの過去が明らかになった。父親を亡くした後、ガレージにて父親が乗ってたバイクで世界最速を目指そうとした時に、当時サーキット付近の工場で働いてたNo.2が現れた。「俺というNo.2がいればお前はNo.1になれる」という彼の言葉を信じ、二人はタッグを組む。オーナーの資金援助を受け、二人は父親のバイクを再稼働させることに成功した。しかし、そのオーナーは自分たちのバイクを奪い取ろうとしており、さらに父親の事故はオーナーが仕組んだものであることが発覚。その怒りからオーナーに殴りかかり、トドメの一撃を喰らわせようとした際に、バイクが後の切札となるレッドゾーンの姿として現れた。警察沙汰になるのを避けるためにNo.2とともに逃走し、世界をZEROにして理想の世界を作るべく行動を開始した。
ルシファーとのデュエマに敗北したことでドキンダムXが使用不能になると、VSRF24話では、No.2に託されたブラックアウトを軸にした新たな戦法、「ゼロチャージキル」で百獣レオをわずか2ターンで瞬殺。アジトが崩壊すると、かつてNo.2と共に使っていたガレージに戻って体制を建て直した。その後、最後の禁断「ドルマゲドンX」の力を得て、VSRF30話でレアキラーズを裏切ったコジローを撃破。VSRF33〜34話では両腕が変形し、意識をドルマゲドンXに乗っ取られるなど既に半分クリーチャー化していた。VSRF40〜41話にかけて最終形態になり、完全なクリーチャーへと変貌した姿となった。VSRF42〜43話の宇宙での最終決戦にて、バサラを救って欲しいというNo.2に応えた勝太のパンチとドギラゴンの一閃によって、バサラとドルマゲドンXは敗られた。敗北したことで命を落としたかと思われたが、プリンプリンによって無事に元の人間へと戻ることが出来た。
数年後には、No.2やレアキラーズの面々に加え、デュエマーランド時代の同僚であるハカセとランボーを加えたチーム「レアキラーズ」のレーサーとして数年無敗のチャンピオンとして活躍している。かつての宿敵である勝太の息子、切札ジョーを不器用ながらにデュエマで鍛えるなど性格も丸くなっている。なお、切札ジョーには「師匠」と呼ばれ、懐かれている。
カードとしてのバサラ
レアリティ | P(表記無し) |
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カードタイプ | クリーチャー |
種族 | (種族無し) |
パワー | 9000 |
能力 | 侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーを出していたら、このクリーチャーを自分の手札から出してもよい。 |
スピードアタッカー | |
W・ブレイカー | |
革命0:このクリーチャーが出た時、自分のシールドが0枚なら、相手の一番パワーが大きいクリーチャーをすべて破壊する。こうして破壊された相手のクリーチャー1体につき、相手は自身のシールドを1つ選んで墓地に置く。 |
デュエル・マスターズVSRF最終章にて、切札勝が作ったオリジナルカード《バサラ》のモデルになっている。
後にDM-EX08『謎のブラックボックスパック』にて収録。アニメに登場したものと同じく、ジョーの手描きイラストが使われており、イラストレーター名も「切札ジョー」になっている。
(画像はDM22-RP1にて再録された時のもの)
侵略ZERO、除去、シールド焼却など、《轟く侵略レッドゾーン》と《熱き侵略レッドゾーンZ》、《ZEROの侵略ブラックアウト》を合わせたようなクリーチャーである。
侵略ZEROとスピードアタッカーを持つため、どのタイミングで召喚しても召喚酔いせずに攻撃できる。
革命0の効果も強力であり、こちらは侵略ZEROと違って《デビル・ドレーン》や《逆転のオーロラ》などの自身のシールドを減らすカードによって能動的に発動させることが可能。
革命0トリガーを持つ《ボルシャック・ドギラゴン》や、鬼エンドを持つ《百鬼の邪王門》とは相性が良く、除去と強制バトルで最大2体のクリーチャーを止めることが可能。除去能力により自身よりパワーの大きいクリーチャーでも討ち取れるのは大きい。
対戦環境では鬼札王国が登場した2020年を起点に【赤黒邪王門】や【赤黒バクロ法師】といったスーサイド型の速攻デッキの主流パーツとして活躍していた。
余談
漫画版ではでんぢゃらすじーさん邪の扉絵にて、でんぢゃらすじーさんにバイクごと爆破されるという憂き目に遭っている。
バサラ「オレたちの0の世界を造るまで―いくぞ、ブラックアウト!!」
コロコロコミック9月号に続く
(ここまでデュエル・マスターズ)
(ここからでんぢゃらすじーさん邪)
じーさん「うるせぇーっ!!」(ちゅどーん)
バサラ「ブラックアウトー」
孫「えぇえーっ!?」