ZEROの侵略ブラックアウト
ぜろのしんりゃくぶらっくあうと
TCG版
闇文明 (6)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000
W・ブレイカー
侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。
闇文明 (6)
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000
W・ブレイカー
侵略ZERO:相手のターン終了時、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
各ターン、初めて自分のコマンドが攻撃する時、自分のフィールドがあれば、相手の最もパワーが大きいクリーチャー1体を破壊する。
DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」で登場した闇文明のレジェンド。
今までのレッドゾーン系統と比べ、進化クリーチャーではなくなっており、既存の侵略とは別に侵略ZEROを手に入れた。侵略ZEROとは、今までの侵略とは別に相手のコスト踏み倒しに反応し、バトルゾーンに出る効果。この能力は、相手ターンの終わりに発動するため使うにはSトリガーなどでそのターン耐える必要がある。また、相手のコスト踏み倒しに対応した能力だが、自身もコスト踏み倒しのため、百発人形マグナムなどの一部のコスト踏み倒しメタの能力に引っかかってしまう。また、この能力で出したクリーチャーでも終焉の禁断ドルマゲドンXの封印外すことも可能。侵略ZEROの他にもD2フィールドが、自分の場にあればアタック時に相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊するといった能力もある。場にD2フィールドが無ければ、準バニラになってしまうが、同じ侵略ZERO持ちでD2フィールドのZEROの暴走デッドリー・ハイウェイや禁断の月ドキンダムーンで同時展開することである程度カバー可能。
背景ストーリーでは、ドギラゴン剣と百族の長プチョヘンザの二人のファイナル革命を叩き込んだことで伝説の禁断ドキンダムXが倒され、禁断の轟速レッドゾーンXはドキンダムXからの支配から解放された。だが、レッドゾーンは残された禁断の力を全て取り込みパワーアップしブラックアウトとして生まれ変わった。また、ブラックアウトは禁断の星の封印を解放するために必要な存在でもあるとのこと。
ここまではデュエマシリーズにおいて普通の「割と強力なカード」ではあったが、このカードはコロコロコミック読者の間で残念なイメージがついていたことで有名。原因となったのはコロコロコミック2016年8月号での出来事。
経緯としては、この時の漫画本編にてバサラがバイクに乗りながら、このカードを使用するというタイミングで次回につながる、というここまでであれば普通の展開だった。
しかし、その直後後続の漫画であるでんぢゃらすじーさんにバズーカで「うるせーーーー!!」とキレられながら爆撃されるという前代未聞かつ別漫画のキャラの良いところを全部ブッ壊すという到底想定できない手法を取られた。
(ちゃっかりこの時バサラも「ブラックアウトー」と断末魔を挙げている。)
その結果、実際に実装された当初はこのシーンの切り抜きでSNSのサジェスト欄が埋まるという珍事が発生したなど、いいカードでありながらじーさんのおかげでえげつないオチを作られてしまったというネタの一面も得た珍しい(?)カードになっている。
(なお、でんぢゃらすじーさんは過去にデュエルマスターズシリーズとコラボ経験がある。)
ちなみにここまで書いておきながら、直後のでんぢゃらすじーさんにはここから先バサラは一切出てこない。というかコラボ回でも何でもない。哀れ。