概要
本作の主人公であるカイ・オルフェアスの母親。夫はハインローグ国王のルイス・オルフェアス。
故人。ハインローグが魔物の襲撃を受けた際に、赤子であった息子を奪われ、自身も命を落とした。
元々アンシャントロマンというゲーム自体、ツッコミ所満載の電波ストーリーなのは言わずもがなであるが、彼女回りの描写や設定は特にツッコミ所や矛盾点が多い。
- 髪色のブレ
ゲーム内では青髪だが、ドラマCDでは金髪である。もっとも、昔のゲーム等では媒体によって髪色が違うキャラ自体は珍しくなかったが…。
- 死因が不明
OPの描写だと、魔物に無理やり息子を奪われて壁に叩きつけられたことで死亡したかのように見える。
しかし、ドラマCDだと産後の肥立ちが悪く、夫子をさらわれたショックで亡くなったと語られているため矛盾している。
- 遺体の描写
後にカイたちが旧ハインローグ城を訪れると、寝室で彼女の死体がそのまま横たわっている。
17年の時が過ぎていれば腐敗化どころか白骨化しているのが普通である。
そのため魔物が大量の防腐剤をぶっかけていったのかなどと突っ込まれてしまう始末。
- カイの感情が理解不能
上記の場面でカイが「自分を捨てた母親を恨んできた」と語っている。しかし、親を恨んでいたという描写はそれまで一切ない。
また、それ以前にカイ自身が自分はさらわれて来たと発言しているため、親が捨てたと解釈するのはおかしい。
- ギャグ漫画じみた描写
息子を奪われる際のムービーでは、表情差分を作る技術がなかったのか、終始微笑んでいるような表情であり緊迫感がない。(一応、よく見ると涙が流れているのはわかる)
加えて魔物が扉をこじ開けるシーンではサザエさんのEDの建物の如くドアがゴムのように伸び縮みしており場にそぐわない。
- 扱いが悪い
彼女の遺体を見つけたカイは「後で大臣に弔ってもらう」と丸投げ。そこは自分で弔わないのか…。