ガノッサ・マクシミリアン

がのっさまくしみりあん

『サイレントメビウス』のキャラクター。

概要

本作の黒幕。妖魔を従え、自ら「妖魔の側の人間」を自称する魔道士。

壮年の要望をした中年男性。元は香津美の父ギゲルフ・リキュールの弟子だったが、邪界を利用し支配者になる野望を抱き、ネメシス側に寝返り暗躍する。

かつてギゲルフを裏切って邪界への門を開いて妖魔の王ルシフェルを甘言で惑わして人間界へ侵攻させる。そのときはギゲルフが己の命と引き換えに邪界への門を閉ざしたために、ガノッサの野望は一度断たれてしまったが、今度は門を開く「鍵」となる香津美・リキュールをつけ狙う。

ラリー・シャイアンの妹ローザ・シャイアンを妖魔側に引き込んだり、香津美の恋人ロバート・デヴァイスを殺して香津美を闇堕ちさせるなど、策を弄して暗躍する様子から謀略家に見えるが、その実態は他人を騙したり捨て駒にして利用する、人質をとって相手を従わせるだけの典型的な小悪党タイプ。

その悪質なやり方ゆえに敵味方両方から信用されておらず、最終決戦において追いつめられて窮地に陥ったあげく自業自得ともいえる末路を遂げた。