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概要

てんとう虫コミックス23巻及び、藤子・F・不二雄大全集8巻に収録「ムシャクシャカーッとしたら」に登場

砂時計型のアイテムで、ストレスが溜まってムシャクシャした時に使う。この道具をセットして物を壊し、これの上下を逆転させると、壊れた物がタイマーをセットした時点の状態に戻る。ただし上限は4回(1996年版では5回)までなので、使用の際にはそのことを覚えておかなくてはならない。

アニメにおける原作との主な相違点

大山版は1980年3月20日及び、1993年3月12日に放送しており、一方水田版は2015年4月10日に放送している。

1980年版

  • 冒頭のび太は急いで帰宅し、階段を駆け上がったことで、踏み外して転げ落ち膝を擦りむいてしまった。
  • また、のび太が体験した悪いことは水の入ったバケツを持ちながら廊下に立たされたことや、犬に追いかけられたこと、自転車でそばを配達していた男性とぶつかったことなどが追加されていた。
  • ママはのび太からテストで0点を取ったとこと、冷蔵庫のメロンを食べたこと、大切にしていた香水の瓶を割ったとをのび太から告白された際「次からは頑張りなさい」、「お腹壊さないといいわね」、「誰にでも間違いはあるわ」と返して気にしなかった。ちなみにママがお詫びとして渡したお小遣いはポケットから出した小銭だった。
  • ジャイアンとスネ夫を殴った男性はサングラスをかけておらず、太い繋がり眉毛だった。
  • ラストにはムシャクシャタイマーを使っても、ぺっしゃんこになった車が元に戻らず男性が元に戻ってくれと泣いて叫ぶ描写が追加されている。
  • 本編終了後のショートアニメはハンマーを持ったモのび太がムシャクシャタイマーを使用して、バラバラになったドラえもんを元に戻そうとしたが、上手くいかず手と足が逆に、尻尾が頭に付いてしまう姿でドラえもんが完成するというものだった。

1993年版

  • 冒頭で先生が「算数のテストで0点を取った者は居残りをするように」と言ったので、のび太もじゃいから自分たちと居残りをするよう言われたが、のび太は25点だったので、つい偉そうに自慢してしまい、カンニングの疑いをかけられ殴られそうになった。だがしずかが止めに入ってくれたので、殴られずには済んだが、偉そうに言ったことについては注意されてしまい、帰ってママにテストを見せても大して褒めてもらえず、お駄賃ももらうことはできなっかった。
  • のび太が部屋に帰って来た時、ドラえもんもイライラして22世紀から帰って来て、ムシャクシャタイマーをセットしてから電灯を割ってストレスを発散した。そしてイライラしていた理由は22世紀でどこでもドアを修理してもらおうとしたところ、定員の男性から散々嫌みを言われたから。ちなみにその店員は『おそ松くん』のイヤミにそっくりな外見と口調だった。
  • ドラえもんが椅子を再度窓ガラスに投げつける描写は、のび太が椅子をふすまに投げつけてストレスを発散させるよいうものに変更されている。
  • のび太はムシャクシャタイマーを持ち出してまず、しずかの家に行き、何かムシャクシャしてることはないか聞いたが特にないと言われたので、スネ夫の家に行った。すると居残りの件などで母親から怒られムシャクシャしていたので、これを使わせてあげ、スネ夫は灯篭を蹴っ飛ばしてストレスを発散させることができた。
  • その後スネ夫はのび太からテレビゲームと交換でムシャクシャタイマーを借り、これを使って生け花をしている母親の前でわざと花瓶を割って再度ストレスを発散したり、はる夫と安雄に神成さんの家の窓ガラスを割らせてあげ彼らのストレス発散にも協力した。
  • その後母ちゃんに怒られたことでムシャクシャしているジャイアンに遭遇し、殴られそうになったが、ムシャクシャタイマーを使うことを勧め、ジャイアンは店の品物を散々メチャメチャにしてストレスを発散したが、ムシャクシャタイマーの上限が切れていたため元に戻らず、ジャイアンとスネ夫は母ちゃんから追いかけられる始末となった。
  • 以上のことからのび太がママの前でわざと怒られようとするシーンからの下りは一切描かれていない。