概要
Minecraftの世界に存在する植物は大きく分けて木と花の2種類(+α)が該当する。
木は苗木から育てる事で成長し、葉っぱブロックが破壊された時にドロップする事がある新しい苗木を入手する事で数を増やせる。
花は「骨粉」を使用する事で数を増やせる。
また、一部の木は苗木4個を2×2の範囲に植えてから成長させると巨木化する。
それぞれ木は建築材料、花は染料として利用できる。
木は苗木を植えることで、少々時間を要するが無限に生成することができ、上級プレイヤーは骨粉を大量に用意して植えた苗木を無理やり急成長させて高速で原木を集める事も。
「原木」はクラフトすることによって「板材」となり、多数のレシピに要求される素材になる他、建材となる。原木はかまどで焼くと「木炭」になるが、板材は焼くことができないため、紛らわしい。
耐火・耐爆性能は無いため、溶岩からの延焼や落雷による火事や、クリーパーの爆発には要注意。ただし、耐火の方は後述するネザーの木を使えば焼失せずに済む。
また、原木は斧を持って右クリックすると樹皮を剥ぐ事も可能で、見た目が変化して名前も「樹皮(ネザーのキノコから成長した木は「表皮」)を剥いだ○○」というものになる。
通常、原木は木目が見えている丸太の状態だが、同種の原木4個でクラフトする事で6面全てが樹皮になった「木」に変化させられる。なお、皮を剥いだ原木を使えば同様に「樹皮(表皮)を剥いだ木」にクラフトできる。統合版の過去のバージョンでは原木が丸太と翻訳されていた。
花は前述のようにクラフトで染料になる他、1マス分の高さの物であれば「怪しげなシチュー」というアイテムを入手できる。
怪しげなシチューの詳細に関しては食料(Minecraft)の該当項目を参照。
花の数を増やしたい時は地面に設置した花に骨粉を使えば容易に増殖させられる(一部例外あり)。
染料を目的にたくさん確保することも多いため、花以外で手に入る染料についても少し補足する。
木
苗木
オーク、トウヒ、シラカバ、ジャングル、アカシア、ツツジ、開花したツツジ、ダークオーク、マングローブ、サクラが該当(その他特殊なものとして真紅のキノコと歪んだキノコも該当)。
条件を満たすと時間経過で木に成長し、原木や葉っぱブロックなどを採取できる。いずれの苗木も行商人が売ってくれる。1つにつきエメラルド5個と、かなり高めだが該当するバイオームが見つからないときの最終手段としては頼れる。
枯れ木
砂漠や荒野といったバイオームに生成される。
ハサミで破壊するとアイテム化するが、それ以外で破壊すると「棒」がドロップする。
既に枯れているので時間経過や骨粉で数を増やす事はできない。
オーク
オーバーワールドにおいて最も一般的な木で、特定のバイオームを除いて少し探せばすぐに見つかるレベルであちこちに生えている。花が咲いているバイオームに生えている場合、ミツバチの巣が付いている事もある。
葉っぱブロックが破壊されると苗木や棒以外に、リンゴがドロップする事がある。
統合版ではver1.20.10まで「樫」と翻訳されていた。
トウヒ
主にタイガバイオームや寒冷地に生成される。
巨木化させると、周囲の草・土ブロックがポドゾルに変化する。
元々この名称は統合版のもので、Java版の過去のバージョンでは「マツ」と翻訳されていた。統合版に翻訳が合わさっている数少ない名前である。
シラカバ
主に森林バイオームや草地に生成される。
こちらもオーク同様、周囲に花が生成されているバイオームだとミツバチの巣が付いている事がある。
木としては必ず真上一直線に伸びる。また、プレイヤーの届く距離までしか伸びないため、1度に採れる原木は少ない代わりに伐採が楽になっている。
シラカバの森では苗木だと絶対に生長しない8マス以上の長さの木を見かけることもある。
統合版ではver 1.20.10まで「樺」と翻訳されていた。
ジャングル
主にジャングルバイオームに生成される。
自然生成されている木にはカカオの実が生えている事があり、これを破壊すれば「カカオ豆」がドロップする。
こちらも巨木化出来る木だが、土はポドゾルに置き換えない。また、苗木のドロップ確率は他の葉っぱより低い。
アカシア
主にサバンナバイオームに生成される。
成長すると必ず斜めに伸びる特徴がある。
ツツジ
洞窟と崖アップデート第2弾で追加された種類。「ツツジ」または「開花したツツジ」を骨粉で成長させる事で生成される。時間経過では木に生長しないので注意。
原木の部分は専用の種類ではなく、オークの原木として扱われる。
成長するとアカシアのように斜め横へと伸びる。また、ツツジが設置されていたブロックは「根付いた土」に変化し、さらに根付いた土の下に空間があれば「垂れ根」が生えてくる。
ダークオーク
主に暗い森に生成される。
苗木から成長させるには必ず2×2で植えなければならない関係上、巨木しか存在しない。こちらもオーク同様に葉っぱブロックからリンゴがドロップする事がある。
統合版ではver 1.20.10まで「黒樫」と翻訳されていた。
マングローブ
Ver1.19で追加された種類。主に沼地バイオームに生成される。
他の木とは異なり、泥の上や水中に植えて成長させる事ができる。
苗木となる「マングローブの芽」は破壊した葉っぱブロックからはドロップせず、葉っぱブロックの下に生成されている。芽は生長させないとアイテム化しないので注意しておきたい。骨粉を使えばすぐアイテム化出来る長さに生長する。
サクラ
Ver1.20で追加された種類。主に桜の林バイオームに生成される。
葉っぱブロックからは桜の花びらのエフェクトが舞い散る特徴があり、ミツバチを誘引・繁殖させることも可能。
竹
主にジャングルバイオームに生成される。パンダを倒すとドロップすることがある。
竹そのものを地面に植える事で、タケノコから徐々に成長していく。また、他の木とは異なり破壊した部分より上の部分全てが一気に破壊される。
ver1.20より、他の木と同じく板材や各種建築ブロックに加工する事ができるようになった。ただし、手に入る板材は少なめで木炭に製錬出来ない。
真紅の木
オーバーワールドには存在せず、ネザーにしか生成されない木の一つ。
設定上はキノコだが、幹の部分は木のアイテムに分類される。また、成長した際に光源アイテムの「シュルームライト」が生成される事がある。
プレイヤーが栽培するには、「真紅のナイリウム」に植えた「真紅のキノコ」を骨粉で急成長させる必要がある。
この木から作った板材は他の板材とは異なり、火は燃え移るものの燃え尽きて消滅する事がない。その代わり竹ブロック同様、木炭にすることは不可能。
統合版ではver 1.20.10までネザーのアイテムらしく、「幹(クリムゾン)」や「幹(深紅)」とガバ翻訳がひどかった。
歪んだ木
真紅の木同様にネザーにしか生成されない。
プレイヤーが栽培するには、「歪んだナイリウム」に植えた「歪んだキノコ」を骨粉で急成長させる必要がある。
色が異なる事や成長に必要なアイテムの違いを除けば、真紅の木と特徴は同じ。
統合版ではver 1.20.10まで「ゆがんだ幹」と漢字に変換されていなかった。また、木の枠に該当する菌糸は「ゆがんだ菌氏」という伝説級のガバ翻訳だった。
葉っぱ
木に必ず生成されるブロック。どの木に生成されたかで見た目が異なってくる。
普通に破壊すると消滅し、代わりに苗木や棒が確率でドロップする。シルクタッチのエンチャントで破壊すればアイテム化できる。
オーク、ダークオークの葉っぱのみ、上記2種以外にリンゴもドロップする。
ネザーウォートブロック
真紅の木に生成されるアイテムの一つ。
オーバーワールドの木で言えば葉っぱに該当する箇所のブロックだが、シルクタッチどころか素手で破壊してもアイテム化する。現時点でこれといった使い道はなく、装飾専用のブロックとなっている。
ネザーウォート9個でクラフトする事もできるが、クラフト後は元のネザーウォートに戻す事ができない。
歪んだウォートブロック
歪んだ木に生成されるアイテムの一つ。
こちらもネザーウォートブロック同様、特にこれといって重要な使い道はなく、装飾ブロックとしての使用が主となる。
花・草
高さ1マス分
トーチフラワーとウィザーローズ以外の花はすべて行商人が売ってくれることもある。
どの花でもミツバチの誘引・繁殖が可能。
タンポポ
主に生成されるバイオームは平原や花の森など。
怪しげなシチューに付与される効果は「満腹度回復」。
クラフトできる染料の色は「黄色」。
ウサギを誘引・繁殖出来る。
ポピー
主に生成されるバイオームは平原や花の森など。アイアンゴーレムの形見でもあり、ゴーレムは子供の村人に差し出すこともある。
怪しげなシチューに付与される効果は「暗視」。
クラフトできる染料の色は「赤色」。
ヒスイラン
主に生成されるバイオームは沼地。
怪しげなシチューに付与される効果はタンポポと同じ「満腹度回復」。
クラフトできる染料の色は「空色」。
アリウム
主に生成されるバイオームは花の森。
怪しげなシチューに付与される効果は「耐火」。
クラフトできる染料の色は「赤紫色」。
ヒナソウ
主に生成されるバイオームは平原や花の森など。
怪しげなシチューに付与される効果は「盲目」。
クラフトできる染料の色は「薄灰色」。
チューリップ
主に生成されるバイオームは平原や花の森。
他の花とは異なり色のバリエーションが赤、桃、白、橙の4種類存在する。
もちろん色によってクラフトできる染料の色も各色に対応したものとなる(白のチューリップのみ薄灰色がクラフトされる)。
怪しげなシチューに付与される効果はどの色も「弱化」で統一されている。
フランスギク
主に生成されるバイオームは平原や花の森など。
怪しげなシチューに付与される効果は「再生能力」。
クラフトできる染料の色は「薄灰色」。
紙と合わせると、花の模様の旗の模様を作れる。
ヤグルマギク
主に生成されるバイオームは平原や花の森など。
怪しげなシチューに付与される効果は「ジャンプ力上昇」。
クラフトできる染料の色は「青色」。
スズラン
主に生成されるバイオームは森林や花の森。
怪しげなシチューに付与される効果は「毒」。
クラフトできる染料の色は「白色」。
トーチフラワー
Ver1.20より追加実装された種類の一つ。スニッファーが掘り起こす「トーチフラワーの種」を耕地に植えて成長させる事で入手できる。
怪しげなシチューに付与される効果はポピーと同じ「暗視」。
クラフトできる染料の色は「橙色」。
ウィザーローズ
本作の隠しボスとも言えるウィザーの攻撃によってMobが倒されると、そこに生成される特殊な花。
花系アイテムの中では唯一有害な存在で、設置している時に触れると「衰弱」のバッドステータスが付与される。
怪しげなシチューに付与される効果も「衰弱」。
クラフトできる染料の色は「黒色」。
草
名前通りの草。あらゆる場所に生える。
破壊すると小麦を育てるための種をドロップする事がある。ハサミで破壊すればアイテム化する事も可能。
シダ
主にジャングルやタイガバイオームに生成される。
見た目と生成される場所を除けば性質は草と同じで、こちらも破壊した時に種をドロップする事がある。
行商人が売ってくれることもある。
海藻
海中にのみ自然生成される。
草と同じく、入手するにはハサミが必要。
カメに食べさせて成長や繁殖に使う事ができる。
真紅の根
ネザーの真紅の森バイオームに生成される植物の一つ。
オーバーワールドの雑草に近い性質の植物だが、どのツールで破壊してもアイテム化する。特にこれといった使い道はないが、何気に植木鉢に植えられるという意外な特徴もある。
歪んだ根
ネザーの歪んだ森バイオームに生成される植物の一つ。
見た目と生成される場所の違いを除けば、真紅の根と性質は全く同じ。
ネザースプラウト
ネザーの歪んだ森バイオームに生成される植物の一つ。
歪んだ根よりもさらに小さな見た目の青い植物で、こちらはハサミで破壊しないと回収できない。
こちらも特に使い道はないものの、見た目の小ささと色合いから意識して集めようとすると何気に見つかりにくい。
高さ2マス分
ヒマワリ
主に生成されるバイオームはヒマワリ平原。
どの方向から植えても東の方角を向く特徴がある。
クラフトできる染料の色は「黄色」。
ライラック
主に生成されるバイオームは花の森や森林。
クラフトできる染料の色は「赤紫色」。
バラの低木
主に生成されるバイオームは花の森や森林。
クラフトできる染料の色は「赤色」。
ボタン
主に生成されるバイオームは花の森や森林。
クラフトできる染料の色は「桃色」。
ウツボカズラ
Ver1.20より追加実装された種類の一つ。スニッファーが掘り起こす「ウツボカズラのさや」を耕地に植えて成長させる事で入手できる。
クラフトできる染料の色は「青緑色」。
背の高い草
草同様にあちこちに生えている。草を骨粉で成長させてもこれになる。
シルクタッチ付きのハサミで破壊しても草が二つドロップするだけで、通常プレイでの入手方法はサバンナバイオームの村の中にあるチェストだけという超レアなアイテムでもある。
大きなシダ
シダ同様、主にジャングルやタイガーバイオームに生成される。
こちらも背の高い草同様、自然に生えているものをアイテム化させる事は不可能。入手方法はタイガバイオームのチェストのみで、背の高い草に並ぶレアアイテム。
なお、こちらは破壊しても何故か小麦の種はドロップしない。
その他の植物
ツタ
主にジャングルや沼地などのバイオームに生成される。採取にはハサミが必要。
ブロックの側面に設置する事が可能で、ハシゴのように上り下りができる。
丸石や石レンガと合わせることで苔むした丸石、苔むした石レンガを作ることも可能。なお、苔ブロックが出るまでクラフト手段はこれしかなかった。
しだれツタ
真紅の木に生成されるツタ系アイテムの一つ。ツタ同様、ハシゴのように登り降りが可能。
グロウベリーのツタのように天井から生えており、設置及び伸ばす時も同様にブロックの下からとなる。
ねじれツタ
ネザーの歪んだ森バイオームに生成される植物の一つ。こちらもツタ同様に登り降りが可能。
しだれツタとは逆に地面から生えているのが特徴で、ブロックを破壊せずに高所へ行きたい時などに役立つ。
胞子の花
主に生成されるバイオームは繁茂した洞窟。
天井にしか設置できず、桜の葉っぱブロック同様にエフェクトが舞い落ちる特徴がある。
垂れ根
上記の通り、根付いた土の下に生成される事がある。採取にはハサミが必要。
胞子の花同様に天井にしか設置できない。コンポスターやかまどに入れられるが、どちらかと言えば装飾用アイテムとして機能しやすい。
スイレンの葉
主に沼地バイオームや森の洋館の中に生成される。釣りでゴミの一種として手に入ることもあり、行商人が売ってくれることもある。
素手で破壊したりボートに乗ったまま接触すると容易にアイテム化する。
水源や氷の上にのみ設置でき、上に乗る事もできる。これを利用して水上に道を作る事も可能。また、下にランタンを吊り下げる事もできる。
ドリップリーフ
「小さなドリップリーフ」と「大きなドリップリーフ」の2種が存在し、いずれも繁茂した洞窟に生成され、水中から生やす事が可能。小さなドリップリーフは行商人が売ってくれることもある。
小さい方は装飾用だが、大きい方は短時間だけ葉っぱの上に乗れる。制限時間を超えると葉っぱが折れて少しの間乗れなくなる。しかし、レッドストーン信号を葉っぱに送れば折れなくなる。
なお、小さい方は骨粉で成長させると大きい方に変化するので、小さい方を確保したい時は要注意。ただし、小さい方はハサミがないとアイテム化しないので注意。大きい方は素手でもアイテム化する。
桜色の花びら
Ver1.20より桜と共に追加された。主に生成されるバイオームは桜の林。
同じマスに最大4個まで設置できる特徴がある。
クラフトできる染料の色は「桃色」。
コンブ
海藻同様、海中にのみ自然生成される。
素手で破壊してもアイテム化するので入手は容易。
焼くと「乾燥した昆布」になり、食べられるようになる。
サボテン
主に砂漠バイオームに生成される。
プレイヤーやMobが触れるとダメージを受け、投げ捨てたアイテムが接触すると消滅する(マグマの中に落ちても消えないネザライト装備すら瞬時に消滅する)。これを利用してゴミ箱としても機能させる事が可能。
砂の上しか置けず、隣にブロックを置くと基本的にアイテム化してしまう。
その他の用途としてはラクダの繁殖用アイテムになり、かまどで焼くと「緑色の染料」に変化する。コンポスターの肥料にもなる。
コーラスプラント
エンドにしか生成されない。
プレイヤーが栽培するには、コーラスプラントの先端から採取できる「コーラスフラワー」をエンドストーンに設置する必要がある。
破壊した際の特徴が竹に近く、破壊したコーラスプラントはコーラスフルーツに変化し、破壊された部位から上にあるプラントやフラワーも全てフルーツになる。
植物以外で染料になるアイテム
イカスミ
イカを倒すと手に入る。ウィザーローズよりも楽に「黒色の染料」を作れる。
シーピクルス
暖かい海のバイオームに生成されている他、行商人が売ってくれることもある。
骨粉で増やせるのは花と共通しているが、生きているサンゴブロックの上でないと増やすことは出来ない。
水中に複数個設置出来る光源アイテムだが、製錬すれば「黄緑色の染料」になる。
骨粉
スケルトンや統合版の魚から手に入る骨をクラフトすることで手に入る。Java版では魚を倒すとこれが直接手に入る。
通常は作物や草花の生長を促進するアイテムだが、これ自体も「白色の染料」に加工出来る。
ビートルート
食べられる作物だが、「赤色の染料」に加工することも可能。
カカオ豆
「茶色の染料」を作れるクッキーの材料。
紫色の染料、灰色の染料
いずれもまだ花からの加工や製錬に対応していない染料。紫色は赤と青の染料を、灰色は白と黒の染料を合わせることで2個作れる。