解説
同枠で人気を誇っていた「とんねるずのみなさんのおかげです」が色々あって中断に追い込まれ、その穴埋めとして放送された番組である。
下ネタやスタッフを巻き込んでの内輪ウケが顕著だった「おかげです」のノリから一転、当時のフジテレビの深夜番組のような路線となった。
当初から半年限定の番組だった。
主なコーナー(コント)
SPITTING IMAGE JAPAN
イギリスの風刺人形劇「SPITTING IMAGE」の日本版。
当時の政界を代表する総理・政治家や芸能人が登場。
このコーナーのために人形の製作をロンドンに発注、製作費は1体につき100万円もしたという。
しかも番組開始直前にモデルの1人である当時の総理が辞任、その次の総理も3か月ほどで辞任となり、主要キャラクターの変動が著しいコーナーとなった。
GIANT SHOWGI
石橋VS木梨が名うての格闘家や芸能人を駒に見立てて将棋で闘う。格闘技ファンなら泣いて喜びそうな対戦カードが数多く展開された。戦績は石橋7勝、木梨2勝。
フジYOUNG
1970年代のテレビの若者向け番組風のコーナー。司会はとんねるずと島崎和歌子。ゲストには70年代の人気アイドル歌手がそのままのイメージで出演。
データカジノ
事前に視聴者から募集したテーマへの投票を集計し、予想屋の石橋と木梨が上位に入ってるものを予想し、最も上位にきているものを予想した方が勝ちとなる。
All THAT GAG
往年の芸人・喜劇俳優のギャグをコントを通じて徹底検証するコーナー。司会はきたろう。
トニーとタニー
背景だけでなく、とんねるずの2人も顔以外全てコンピューターグラフィックスというコメディ仕立てのコント。オープニングのナレーションは龍田直樹っぽい声だが、スタッフ紹介にも名前が出てないため、詳細は不明。
ワイルドブンブン
一応「ワイルド7」のパロディっぽいが、内容は…
リーダー役は木梨で、メンバー役には仮面ライダーV3、ウルトラマンジャック、光速エスパー、ウルトラマンティガ、ダイナ、ガイアのスーツアクターといった面々がキャスティングされている。
BROTHER SUN SISTER MOON(「彼の太陽、彼女の月」)
番組末期に3回だけ放送されたドラマコーナー。ヒロイン役はのちの日本テレビアナウンサー。