桂田冬彦
かつらだふゆひこ
『ずっとあなたが好きだった』の登場人物にして、マザコンのアイコン。
マザコンの代名詞
同作品は、主人公とその元カレである大岩洋介が結ばれるまでを描いたストーリーで、冬彦は
「結婚生活がうまくいかない男」程度の設定しかない脇役だった。
しかし、演じた佐野史郎と母親役の野際陽子による怪演が注目を集めるようになり、「狂気のマザコン男」というイメージが付く。
このようなキャラクターは当時前例が無かったため視聴者に与えた衝撃は大きく、見どころは主人公の恋模様を差し置いて彼へとシフト。
結果として視聴率は劇的にアップし、その後数年に渡る「冬彦さんブーム」が起きた。
現在でも、マザコンの代名詞として冬彦さんが語られる事は多い。
因みに下記の冬彦さんの奇行は佐野史郎のアドリブでやってる演技が多いらしい…
何をやらかした
- 冬彦が指を切った際、止血のために母親が指をくわえた(これがはじまり)
- 何かあると唇を歪めて「んんん~」と叫ぶ
- 木馬に乗って「あああ~」と叫ぶ
- SMグッズを買ってきてプレイする
- 妻へのストーカー行為
風評被害者
佐野史郎 - 演じた当人だが、もちろんマザコンではない。
田代冬彦 - 名前の由来となった、佐野史郎の古くからの友人にして当時TBSテレビプロデューサー→現TBS執行役員。前妻の秋野暢子との離婚の原因に彼がマザコンだった、という話はない。
関連項目
藤堂武史:冬彦の翌年の特撮ヒーロードラマ「電光超人グリッドマン」に登場したキャラクターで、当初は悪役として登場していた。 冬彦と異なり、キチンと自活し健康管理もしっかりしており、ある程度の良心は持っているが、幼少期に起きたある悲劇と両親の愛情を受けられず、両親からロボットの様な扱いを受けた為、闇堕ちしてしまい、魔王カーンデジファーの奴隷となってしまう。
最後は自らの過ちを認め、自らカーンデジファーを倒す契機を作り、改心する。
間違いなく冬彦の影響を受けたに違いない。