概要
野田サトルによる週刊ヤングジャンプ2023年35号から連載されている漫画。
舞台は北海道で、時代は2010年の平成。物語はフィギュアスケートの世界を舞台に、全日本ジュニア選手権大会で歴代最高点を叩き出した白川朗(シラカワ ロウ)が突然大暴れし、優勝できたはずの大会で失格し、フィギュア界から永久追放されてしまうところから始まる。
この物語は、彼が北海道の氷都・苫小牧に辿り着き、アイスホッケーの街であることを知り、ひょんなことから強敵である源間(ゲンマ)兄弟と対決することになる。
この物語では、朗がアイスホッケーと出会い、成長していく姿が描かれている。
野田サトルが過去に週刊ヤングジャンプで連載していた『スピナマラダ!』のリブートであり、朗など主要人物の名前やおおまかな設定は変わっていない。
『ゴールデンカムイ』でも取り入れられたスターシステムは健在であり、『金カム』のキャラクターそっくりなキャラクターが登場する。
登場人物
白川朗(シラカワ ロウ)
元・フィギュアスケート選手の青年。
源間兄弟とのいざこざを解決するため、転入先の宮森中学校にあったゴールを譲り受ける代わりに、アイスホッケー部の助っ人として試合に出場することになる。
白川春名(シラカワ ハルナ)
白川朗の双子の妹。
彼女もフィギュアスケートのジュニア選手であったが、とある理由で引退した。
源間慶一(ゲンマ ケイイチ)
源間浩一の弟。
アイスホッケー強豪校の北陵中学校の主将として活躍していた。
白川朗とは何かと衝突するものの、気が合う時もある。
源間浩一(ゲンマ コウイチ)
源間慶一の兄。
アイスホッケーの名門校、狼之神高校のゴーリー(GK)。
弟とは対象的に落ち着いた性格。
スピナマラダ!との相違点
- 白川兄妹が年上、年下の関係から双子になっている(前作では春名は年下だった)。
- 登場する高校の名称が動物にちなんだ名前になっている(勇払→狼之神、八戸清里→鮫王、釧路実業→天鶴)。
- ロウの入学前から苫小牧の名門校の連覇記録が途絶えている(スピナマラダ!では入学時にはまだ連覇記録が続いていた)。