注意!この記事にはネタバレ要素が含まれます。クリア後に参照する事をお勧めします
概要
荒川真澄が壊滅させた極道組織。氷川興産の組長の娘で星龍会の現若頭で元警察官僚海老名正孝の実の母親。作中では故人。
経歴
父親である氷川の意向に関係なく彼女も荒川に惚れていたが荒川に意中の恋人がいるのを知っていた。だから荒川と結ばれたのに喜びと罪悪感を抱いていたが子供ができれば情が移って心変わりするのではと思い海老名を身籠った。
しかし、組長の命令で結ばれただけの関係であり、荒川は情が湧かなかった。その為、百合子は妊娠を隠した。
父である氷川が荒川の逆鱗に触れ組は壊滅しヤクザの絆は血よりも濃いと綺麗事抜かしいてた子分連中は彼女に見向きもせず、氷川興産壊滅後にサッサと別の組に鞍替えした。元々体が弱かった彼女は女手一つで海老名を育てて疲弊し大病を患う。
次第に病状は悪化し、最期は海老名(当時中学生)に「組のみんなもお父さんを恨まないでほしい」と言い残して息を引き取るが、その想いは海老名には届かず、この世の全てのヤクザに対する復讐心に身を燃やす結果となってしまう…。
余談
息子である海老名自身は母親に対して悪い印象を抱いてなかったが、もしかしたら心の底では彼女の環境に悲観し、荒川への復讐心とヤクザへの八つ当たり同然の復讐心を抱かせてしまったのかもしれない。
関連タグ
春日一番…血縁上は腹違いの息子。
青木遼…戸籍上は彼女の義理の息子。
ディオ・ブランドー…海老名と似たような環境で育った人物。