注意!この記事にはネタバレ要素が含まれます。クリア後に参照する事をお勧めします
概要
『龍が如く8』に登場する、荒川真澄が壊滅させた東城会系三次団体「氷川興産」の組長の娘で、現横浜星龍会若頭・海老名正孝の実の母親。作中では故人。
『7』では氷川組長の娘とだけ明かされていたが、本作で名前が判明。
経歴
自身と荒川を結婚させたがっていた父・氷川の意向に関係なく百合子は荒川に惚れており、彼との交際を開始したが、荒川には意中の恋人がいるのを知っていた。そのため、荒川と結ばれたことに喜びと罪悪感を抱いていたが、彼との子供が出来れば情が移って心変わりするのではと思い海老名を身籠った。
その後、父の氷川が茜を始末しようとする暴挙に出たため荒川の逆鱗に触れ、氷川興産は壊滅しヤクザの絆は血よりも濃いと綺麗事を抜かしていた子分連中は彼女に見向きもせず、組の壊滅後にサッサと別の組に鞍替えした。そんな騒動が荒川に妊娠を伝える直前に発生し、そのまま海老名を出産する。
そして元々体が弱かった彼女は女手一つで海老名を育てて疲弊し大病を患う。
次第に病状は悪化し、最期は海老名(当時中学生)に「組のみんなもお父さんも恨まないでほしい」と言い残して息を引き取る。
海老名はそんな母の最期を見て「周囲の人間から見捨てられたにもかかわらず戯言を遺した救いようのない馬鹿」(意訳)と評していたが、同時にヤクザに振り回されて悲惨な人生を送った母に対する憐れみから、海老名は母に代わってこの世の全てのヤクザに対して復讐するという使命感を持って生きてゆくこととなった。