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ホソヒラタアブの編集履歴

2024-03-20 22:20:09 バージョン

ホソヒラタアブ

ほそひらたあぶ

日本を含む旧北区に広く分布するヒラタアブの一種。

概要

和名ホソヒラタアブ
学名Episyrphus balteatus
英名marmalade hoverfly
分類双翅目 ハエ亜目(短角亜目) ハエ下目(環縫群) 無額嚢節 ハナアブ上科 ハナアブ科 ヒラタアブ亜科 ヒラタアブ族 ホソヒラタアブ属
体長0.8~1.2cm
分布域日本、北アジア、ヨーロッパ、北アフリカ
成虫の出現期3~11月

ハナアブの一群であるヒラタアブの一種。

アブと名に付くがではなくハエの仲間である。

旧北区の多くの地域や日本全土では最もよく見られる種のヒラタアブで、大都会から原生林まで幅広く適応している。

形態

胸部背中側には銅色の美しい光沢があり、腹部は薄黄褐色でそれぞれの節に太帯と細帯の大小2本ずつの黒帯を持ち、それが黄色と黒の縞模様となる。

この色彩は擬態して身を守るベイツ型擬態とされる。

ナガヒラタアブマルヒラタアブなどより腹部が細長い。

雄の複眼は両眼が接しているが、雌ではやや離れる。

生態

成虫は花の蜜や花粉を、幼虫は様々な植物に付くアブラムシの仲間を食べる。

成虫は植物の受粉を助け、幼虫は農作物に被害を及ぼすアブラムシを捕食することから益虫とされる。

よく花の周りでホバリングしている姿が見られる。

オスは日当りのよい場所でホバリングしながら雌を待ち、雌が現れると空中で飛びながら交尾する。

成虫で越冬するので、暖かい日には冬でも姿が見られる為、成虫は実質年中見られる。

北ヨーロッパの個体群は秋に暖かさを求めて山や海を越え、南ヨーロッパや北アフリカに渡りを行うことが知られている。

関連タグ

双翅目 ヒラタアブ

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