概要
世紀末の世界でも並み外れた巨体(原作では350㎏、旧テレビアニメ版では500㎏)の全てのパワーを肩に集中させた上で、突進して敵を粉砕する一撃必倒の格闘技。
・・・ぶっちゃけ、ただのショルダータックルなのだが、ただのショルダータックルだと思って甘く見てはいけない。
それに侮るなかれ、ウイグルが「鋼鉄以上」と豪語するだけあって、鉄骨を軽々とひしゃげさせ、モロに食らったケンシロウが一時的に戦闘不能状態に陥り、覚醒したとしても足元がおぼつかなくなる程の威力を持っている。
ウイグルの祖先は蒙古であり、その民族がかつて大陸を席巻した時は、この闘技が最大の武器になったのだという。
世界には、教科書に載っていない数々の秘められた歴史が、まだまだ山程あるのだろう。
廉価版の寄稿欄では「こんな捻りの無い技がケンシロウに二度も通じるわけがない」と切り捨てられてしまった。
実際、二度目に繰り出した際には6本の指で受け止められた上、北斗神拳奥義『北斗鋼裂把(ほくとごうれつは)』で肩の筋を引き裂かれ二度とこの技を使えない様にされてしまった。
余談
格闘ゲーム・ワールドヒーローズに登場するJカーンの必殺技・蒙虎覇極道はこの技が由来とされている。