概要
GAU-21は、アメリカ軍がヘリコプターなどに搭載するドアガンとして運用している重機関銃である。
別名「M3M」、単に「M3」とも。
F-86戦闘機など初期のジェット戦闘機の搭載武装として用いられたAN/M3航空機銃をベースにヘリ搭載型としたもので、使用弾薬はブローニングM2重機関銃と同じ12.7×99mm弾。
UH-1、UH-60、CH-53など、様々なヘリコプターの側面ドアなどに銃架と共に固定される形で搭載されている。
また、地上部隊が運用するアヴェンジャー防空システムにも、本機関銃の派生型である「M3P」が搭載されている。