伊集院茂夫による串刺し刑
ひとかのけだものをくしざしにしてじょじょにしなす
『前途ある二人を我欲の為に破滅へと追いやっていながら……悪びれる事無く、それを吹聴するとは下衆の極み』
『そんな外道を国家の司法が裁けぬというならば……』
「この拷問ソムリエが……奴に相応しい責め苦をくれてやろう!」
『貴様が奪った幸せは重い…… 楽に死ねると思うな』
「憎悪は人の感情の中でも最も強い感情の一つだ。その力は侮れん」
「黙れ。その臭い息を吐くな」
「ほざいたな…… では、今から貴様が何をされようと、文句はあるまい」
「どうだ、無理矢理身体を貫かれた気分は? これが……貴様が穢した女性の苦痛だ」
「嘘に決まってんだろうが! 害獣に生きる資格なんてねぇんだよ!」
「あと1日くらい保たんものか…… 外道ってのは、本当にすぐ死ぬ」
対象
依頼人と婚約者を連れ去って暴行と強姦を加え婚約者を自殺に追いやった挙句、反省することなく嬉々として自分の蛮行を語り激昂した依頼人をリンチにかけ半殺しにしたチンピラに執行。また伊集院はその仲間2人も同じ方法で処刑したとのこと。
概要
古代から各地で行われ、とりわけドラキュラのモデルとなったワラキア公・ヴラド三世が敵軍の心をへし折る目的で捕虜に対して積極的に行った処刑法。
拘束した罪人の性器と肛門の間をナイフで切り裂き、そこから先端の丸い杭を体内の半分まで差し込んだ後にこれを地面に立てることで、臓器を傷付けることなく、罪人の自重で杭がじわじわと上向きに食い込んでいき、最終的に杭は罪人の喉を貫いて口から突き出される形となる。その間、罪人は簡単に死ぬことはなく、長時間にわたって生きたまま凄絶な激痛にもがき苦しむという。記録によると、この刑で数日間生き続けた者も存在したとされるが、動画に登場した罪人は一晩で絶命した。
あとがき
古代日本においても串刺し刑は行われていた。
余談
これまでの回では伊集院は拷問中でも一人称が『私』であったが、この回から『俺』と言う一人称を使うようになった。